USCPAのフィリピンライフ
受験資格

【USCPAの受験】USCPAの受験資格を満たす前に挫折しそうになる。

USCPA(米国公認会計士)を目指そうと思った方が最初にぶち当たる壁が「受験資格」です。

USCPAはアメリカの公認会計士の資格なので、アメリカで会計を専門に勉強した大学生が監査法人などに就職してから、働きながら勉強して取得するような資格なので、アメリカ人にとってもそれなりにハードルが高い試験なのです。

つまり、万人に受けるように用意されている資格ではないので、そもそも受験するためのスタート位置も高く設定されているのです。

そして何より州によってそのハードルが違います。

ここもUSCPAの受験資格を分かりにくくしています。

まずは冷静に受験資格を分析することで、USCPAの第一関門を突破してください。

【結論】受験州×卒業学部によってUSCPA受験までの道のりが変わる。

細かい受験資格要件については予備校の説明に譲るとして、とにかく抑えておかないといけないことは下記です。

州ごとに受験資格が大きく違う。
大学を卒業していなければならない。
受験資格を満たしていない場合は、まず受験資格を満たさないとそもそも受験ができない。
受験資格を満たすために、大学の授業の単位を取得しなければならない。
試験の申し込みは、受験する州に行う。
USCPAのライセンスは、州ごとに発行される。

USCPAの受験を考えたい、もうちょっとUSCPAについて知りたい方は下記からUSCPAについて学べます。
セミナーは無料ですので自分に合った受験州を確認してください。
USCPAを目指すならアビタス。
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【理由】USCPAの受験勉強を始める前に受験資格について考える。

USCPAのことを知った、どうやら転職で有利になるらしい、年収もあがるらしい。

そんなうわさを聞きつけてUSCPAを目指す人が増えているようです。

USCPAはビジネスの基礎を英語で学べるとっても役立つ資格なので、資格取得を目指すことはすばらしいことですし、ぜひ取り組んでもらえたらと思います。

しかし、USCPAとはアメリカの公認会計士の資格です。

金融市場の番人として特権を与えられる資格ですから、弁護士や医師と同じようにハードルは高いです。

そのため、そもそもUSCPAを受験するためのハードルも高く設定されています。

大学は卒業していないといけないし、ある特定の単位も取得している必要があります。

USCPAは会計の専門職としての資格ですから、会計絡みの単位はそれなりに取得していないと受験すらできません。

まずはここのハードルが高いのです。

そういう私も苦労しました。

なんせ私は大学での専攻は文学部だった上に、大学生の頃は会計なんて全く興味なかったですし、簿記なんて知らなかったからです。

そんな中で、新卒で入社した会社で配属先が経理部。

日本の会社でしかありえないですが、経理の基礎知識がゼロな人間を経理部に配置するんですからすごいですよね。

そこから会計の分野に頭を突っ込んでいったわけですから、当然会計の単位なんて持ってなかったです。

そこで、グアム大学で必要な単位を取ることになりました。

もうこれだけでくじけそうになりました。

USCPAの取得を考える場合は、受験できるまでの道のりは確認しておいた方がよさそうです。

人によって受験までの距離が違うので注意してください。私みたいに会計と関係ない道を進んでこられた方の場合は、USCPA受験までの道のりは遠いと思ってください。

受験する州にこだわりがないなら、最短で受験できる州を選ぶ!

私はUSCPA受験までにとても苦労したので、これからUSCPAを目指す方にはお伝えしておきたいところです。

USCPAは州に受験の申請をします。

そして州によって受験資格が違います。

受験資格がそれほどきつくない州もあれば、とても厳しい州もあります。

USCPAを取得する理由は人それぞれです。

カリフォルニア州でどうしても仕事しないといけない方は、カリフォルニア州以外の選択肢はありません。

しかし、アメリカのどの州で働くか決めていないとか、アメリカで働くつもりはなく、USCPAという資格だけ取得できればよい、という方であれば、とにかく自分の学歴から一番近い州を選ぶようにしましょう。

どうしてもその州に申し込みをしなければならない事情がない限り、一番近くにある自分が手に届く州に申し込みをすればOKです。

まずはUSCPAを受験できる状態にしてください。

そしてその州で合格を果たしてください。

なぜそう勧めるかと言えば、USCPAは全米統一の試験なので、合格率は州ごとに変わりはありません。

その上、一度合格してしまえば、その合格を別の州に移す(トランスファー)ことができるのです。

実は私もこの方法を利用しました。

私は受験の申し込みはアラスカ州、その後その合格実績をワシントン州に移し、ワシントン州でライセンスをゲットしました。

これもアラスカ州は私にとって一番受験までの距離が近かったから、受験はアラスカ州に申し込みました。

しかし、ライセンスの要件はアラスカ州では満たせなかった(監査の実務経験が必要だった)ので、やむなく自分の実務経験でライセンス要件を満たせるワシントン州に合格実績を移して、ワシントン州でライセンスを発行してもらったのです。

このようにUSCPAには合格さえしてしまえば、あとはなんとかなるのです。

ですから、まずは受験できる体制に最速でできる道を探すこと、そしてまずは合格を素早く勝ち取ること、ライセンスが欲しい方は自分の実務経験でライセンスが取れる州を選んでそこに合格実績を移してライセンスを取得することが大事になります。

まとめ:受験資格は最短で満たそう!働く州にはトランスファーする!

USCPAを目指すのであれば、最速で受験資格をゲットできるように計画を立てましょう。

そして、USCPAに合格後にライセンスまで取得したい場合は、自分がライセンス要件を満たせる州に合格実績を移しましょう。

戦略を間違えるととても遠回りになりますから、ここは慎重に作戦を考えるようにしてください。

USCPAの受験を考えたい、もうちょっとUSCPAについて知りたい方は下記からUSCPAについて学べます。
セミナーは無料ですのできちんと戦略を立てて効率よくUSCPAを取得しましょう。
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ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!