USCPAのフィリピンライフ
USCPAの企業経営日記

フィリピン企業の経営日記【Vol.5:お金を使って幸せになるには?】2025.01.02

お金を使って幸せになるには?

お金は私を幸せにしてくれない。
物は私を幸せにしてくれない。
自分に1,000円使ってもなにもおもしろくない。
特段嬉しくもない。

だから最近はこの1,000円で自分が幸せを感じる使い道を考えている。

1,000円というのは比喩だ。いくらでもいい。1万円でも100万円でも。

どうすればお金で幸せを感じるのか。

最近自分がしている実験は「自分には使わない」という実験。

そこで人にあげてみた。

相手の状況にもよるが、今1,000円あれば幸せになれるだろうなと思う人に1,000円をあげるとメチャクチャ喜んでくれる。
100万円でももらったかのように。

その人はその1,000円で今日と明日のご飯を買うことができる。
いつもは食べられないような少し豪華な食事を楽しめる。
もしくは自分の子供にプレゼントを買うことができる。
親にあげる選択もできる。
近所の子たちにクリスマスプレゼントを買うのも悪くない。

たった1,000円。
絶対額ではまったく大した金額ではない。
ところがそれを使う人によってこんなにも1,000円の対価が違うと結構ショック。

どっちが幸せを感じるのかは言うまでもない。

受け取った人の1,000円の使い道を想像するだけでなんだかこちらも幸せな気分になる。

お金はなんのためにあるのか。
お金は人が幸せになるためだったはずだ。
自分が幸せになるために自分でお金を稼いで自分にいっぱい使って幸せになるはずだった。

ところがこれは正解ではなかったらしい。

決して他人のために働いているわけではない。
でも自分のために働いて稼いだお金を人のために使うと自分が幸せになるってなんだか矛盾しているようだけど今日時点ではこれが正解。

いっぱい稼いで、いっぱい人のために使って、自分が幸せになろうと思う。

これって自己中?
まあいいや。とりあえず今は自己中でいきます。

こういう寄付行為を偽善っていう人がいる。

まあそれは否定しない。

でも寄付行為すらもやっていない人が言えるものじゃないだろう。

はい、偽善で結構。

偽善で人の笑顔が見られるなら悪くない。

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!