お金を使って幸せになるには?
お金は私を幸せにしてくれない。
物は私を幸せにしてくれない。
自分に1,000円使ってもなにもおもしろくない。
特段嬉しくもない。
だから最近はこの1,000円で自分が幸せを感じる使い道を考えている。
1,000円というのは比喩だ。いくらでもいい。1万円でも100万円でも。
どうすればお金で幸せを感じるのか。
最近自分がしている実験は「自分には使わない」という実験。
そこで人にあげてみた。
相手の状況にもよるが、今1,000円あれば幸せになれるだろうなと思う人に1,000円をあげるとメチャクチャ喜んでくれる。
100万円でももらったかのように。
その人はその1,000円で今日と明日のご飯を買うことができる。
いつもは食べられないような少し豪華な食事を楽しめる。
もしくは自分の子供にプレゼントを買うことができる。
親にあげる選択もできる。
近所の子たちにクリスマスプレゼントを買うのも悪くない。
たった1,000円。
絶対額ではまったく大した金額ではない。
ところがそれを使う人によってこんなにも1,000円の対価が違うと結構ショック。
どっちが幸せを感じるのかは言うまでもない。
受け取った人の1,000円の使い道を想像するだけでなんだかこちらも幸せな気分になる。
お金はなんのためにあるのか。
お金は人が幸せになるためだったはずだ。
自分が幸せになるために自分でお金を稼いで自分にいっぱい使って幸せになるはずだった。
ところがこれは正解ではなかったらしい。
決して他人のために働いているわけではない。
でも自分のために働いて稼いだお金を人のために使うと自分が幸せになるってなんだか矛盾しているようだけど今日時点ではこれが正解。
いっぱい稼いで、いっぱい人のために使って、自分が幸せになろうと思う。
これって自己中?
まあいいや。とりあえず今は自己中でいきます。
こういう寄付行為を偽善っていう人がいる。
まあそれは否定しない。
でも寄付行為すらもやっていない人が言えるものじゃないだろう。
はい、偽善で結構。
偽善で人の笑顔が見られるなら悪くない。