USCPAのフィリピンライフ
USCPAの企業経営日記

フィリピン企業の経営日記【Vol.6:自分のお金に対する限界値を知っているか?】2025.01.03

お金って難しい。
お金があれば幸せになれると思っていた。
でも、お金を持っているだけでは幸せになれないことには気が付いてきた。
銀行口座の残高のゼロが増えても、嬉しいけど幸せは感じない。

「あ、増えた」
それだけ。

それでずっと考えている。
最近思うのは、お金持ちが幸せに見えるのは、お金持ちはお金の使い方を知っているからかなと。

これはフィリピンで出会った連続起業家の方からも直接聞いたこと。

「お金持ちはお金の使い方を知っている」

自分はお金も使い方を知らないからお金を持っていても幸せを感じないのかなと思ってきている。
確信はないが仮説としては十分。

例えばこう。

100円で買えるものは?
買いたいものをぱっと思い浮かべる。
ジュース1本。ビール1本。スナック菓子なら2つ買えるかな。

1,000円で買えるもの。
食器。ランチ。洋服。まあほとんどの日用品はこの辺の金額感だから色々思い付きそう。

1万円。
スーツとかバッグとか。まあまあ高い買い物だ。たまに使うくらいかな。

10万円。
旅行かな。

100万円。
ぱっと思い付かない・・・。

1,000万円、1億円、10億円。
・・・。
なにも思いつかない。

これが自分が使えるお金の限界値を表しているそう。

ん~確かに。
自分はせいぜい10万円くらいしかパッと思い付かん。

それ以上の額は色々あるんだろうけど特にほしいと思うモノやサービスがない。
というか知らない。

そう、一般人はお金持ちを対象にした商品やサービスを知る機会がないのでそもそも想像すらできないのだ。

一般大衆に比べてお金持ちは人数が少ないので、そもそもお金持ち向けの物やサービスは限定されている。一般大衆に広告しても買えないので宣伝をしていない。だから余計に知る機会がない。

でもお金持ちはお金持ちと絡むので、お金持ち界隈の情報はお金持ちになれば自然と耳に入る。

だからお金持ちは高額な品やサービスに詳しい。

それがゆえにお金持ちはこれら高額商品サービスに対してパッと回答ができるらしい。
これを質問することでどの程度お金の感度が高いかが分かるみたい。
その人のお金に対する許容範囲がバレる。

お金って不思議。

その使い道が分からない人のところにはそれ以上の額は入ってこないそうだ。
確かにその通り。
使いこなせない人のところにお金が入ってくることはない。
お金に意思があるみたいだ。
上手に賢く社会のために使ってくれる人のところに流れるんだね。

お金から寄ってくる人になりたいものだ。

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!