お金って難しい。
お金があれば幸せになれると思っていた。
でも、お金を持っているだけでは幸せになれないことには気が付いてきた。
銀行口座の残高のゼロが増えても、嬉しいけど幸せは感じない。
「あ、増えた」
それだけ。
それでずっと考えている。
最近思うのは、お金持ちが幸せに見えるのは、お金持ちはお金の使い方を知っているからかなと。
これはフィリピンで出会った連続起業家の方からも直接聞いたこと。
「お金持ちはお金の使い方を知っている」
自分はお金も使い方を知らないからお金を持っていても幸せを感じないのかなと思ってきている。
確信はないが仮説としては十分。
例えばこう。
100円で買えるものは?
買いたいものをぱっと思い浮かべる。
ジュース1本。ビール1本。スナック菓子なら2つ買えるかな。
1,000円で買えるもの。
食器。ランチ。洋服。まあほとんどの日用品はこの辺の金額感だから色々思い付きそう。
1万円。
スーツとかバッグとか。まあまあ高い買い物だ。たまに使うくらいかな。
10万円。
旅行かな。
100万円。
ぱっと思い付かない・・・。
1,000万円、1億円、10億円。
・・・。
なにも思いつかない。
これが自分が使えるお金の限界値を表しているそう。
ん~確かに。
自分はせいぜい10万円くらいしかパッと思い付かん。
それ以上の額は色々あるんだろうけど特にほしいと思うモノやサービスがない。
というか知らない。
そう、一般人はお金持ちを対象にした商品やサービスを知る機会がないのでそもそも想像すらできないのだ。
一般大衆に比べてお金持ちは人数が少ないので、そもそもお金持ち向けの物やサービスは限定されている。一般大衆に広告しても買えないので宣伝をしていない。だから余計に知る機会がない。
でもお金持ちはお金持ちと絡むので、お金持ち界隈の情報はお金持ちになれば自然と耳に入る。
だからお金持ちは高額な品やサービスに詳しい。
それがゆえにお金持ちはこれら高額商品サービスに対してパッと回答ができるらしい。
これを質問することでどの程度お金の感度が高いかが分かるみたい。
その人のお金に対する許容範囲がバレる。
お金って不思議。
その使い道が分からない人のところにはそれ以上の額は入ってこないそうだ。
確かにその通り。
使いこなせない人のところにお金が入ってくることはない。
お金に意思があるみたいだ。
上手に賢く社会のために使ってくれる人のところに流れるんだね。
お金から寄ってくる人になりたいものだ。