合格までに1年かかる

【USCPA】4科目合格までに必要な勉強時間が1,000時間(学習期間1年)という説

USCPA(米国公認会計士)の合格までに必要な勉強時間は、1,000時間であると言われています。

私もUSCPAの学習を始める際に予備校の先生から1,000時間を費やす覚悟をしておいてくださいと口を酸っぱくして言われました。

その当時はそれを信じていたのですが、なぜ1,000時間なのか、本当に1,000時間も必要なのかということまで考えたことがなかったです。

今回はUSCPAの勉強時間について考えてみます。

【結論】勉強のやり方によっては1,000時間以上にも以下にもなる

一般的にはUSCPAの合格までに必要な勉強時間は1,000時間であると言われています。

1,000時間ともなれば、1日3時間1年間勉強してようやく到達できるくらいの勉強量ですから、大学の授業で忙しい大学生や仕事で忙しい社会人にとっては中々膨大な勉強量が必要ということになります。

しかし、本家本元のAICPA(AICPA:American Institute of Certified Public Accountants(米国公認会計士協会))が言うには、300時間~400時間程度というのです。

つまり、USCPAは全部で4科目ありますから、1科目あたり80時間~100時間程度の勉強時間ということになります。

これは日本の受験生向けに言われている1,000時間の半分以下~3分の1程度ではありませんか。

ただし、USCPAはアメリカの公認会計士の資格試験ですから、基本的にはアメリカ人のための資格であり、またアメリカで公認会計士を目指す人は、大学で会計を専門に勉強した人であるために、USCPAを受験する上での基礎学力は十分備わっているということが前提になります。

つまり、USCPAを目指すアメリカ人は大学でそれなりに会計を学んだ人であり、その基礎力の上にUSCPA試験対策を少し(と言っても400時間くらい!)上乗せするということなのです。

ところが、日本人の受験生はどうでしょうか。

大学で会計を学んでいない人や簿記の基礎もない人がUSCPAを目指すケースも最近はよく聞きます。

そうなれば当然学習のスタートラインが違うのですから、アメリカ人の受験者に比べてそれだけ時間がかかることも当然と言えば当然です。

2020年のUSCPAの合格率は以下の通りになっています。

科目 Q1 Q2 Q3 Q4
AUD(監査) 47.97% 65.29% 56.89% 47.50%
BEC(ビジネス) 61.76% 76.92% 69.89% 60.77%
FAR(財務会計) 46.37% 62.86% 55.67% 43.53%
REG(税法) 55.42% 75.97% 66.12% 58.00%

これだけ見れば結構合格率が高いと思う方が多いのではないでしょうか。

ただし、上記にお伝えした通り、この合格率には会計を専門に勉強してきた受験生が多く含まれていることに注意が必要です。

会計を専門に勉強していないかつ英語が母国語ではない日本人を含めた外国人の合格率はこれよりは大きく下がると思われます。

ですから、見かけの合格率に惑わされず、ご自身のスタートラインを見据えた上で、十分な勉強時間を確保することが必要となります。

私もUSCPAを取得しましたが、到底1,000時間では足りなかったです。

【理由】受験者の「バックグラウンド×勉強方法」で大きく差が出る

1,000時間というのはあくまで目安です。

特段根拠はありません。

大体1日3時間の勉強を1年間継続できれば合格できるくらいの学習量ということであって、1,000時間を費やせば合格できるというものではないということです。

しかも、この1,000時間は目安でしかありませんので、もし会計のバックグラウンドが十分になかったり、英語が得意でないといった不安要素があるのであれば到底1,000時間では収まらないでしょう。

というかUSCPAを勉強し始める前にもっと準備段階の勉強をすることになるでしょう。

どんな準備をすればいいかは別の記事にしますのでそちらを参考にしてください。

USCPAの勉強に費やす時間もさることながら、勉強方法でも合格までの時間に大きく差が出ます。

USCPAの受験業界では、「マルチを数多く回したものがUSCPAを制す」と言われています(たぶん)。

ところが、この言葉を必要以上に気にするあまり、マルチを回すことだけに集中してしまっている受験生がいると思います。

そしてなかなか合格できない受験生が後を絶ちません。

マルチを回すことそのものに異論はありません。

しかし、マルチを回すのは最後の最後にだけ行う勉強方法であり、正直言って時間がなければマルチを回す勉強はしなくてもいいと思います。

実は私もマルチの呪縛に数年間もはまっていた時期がありました。

いくらやっても受かる気がしませんでした。

そこでマルチを回す勉強をやめました。

マルチを回すよりも教科書や参考書を丁寧に読みこなし、理解することに時間と労力を費やしたのです。

結局マルチを回す勉強方法に費やす時間はありませんでした。

でも面白いように合格できました。

ですから、これからUSCPAの勉強を開始する方は自分に合った勉強方法を確立することを意識するときっと早く合格にたどり着くことができると思います。

ご自身のバックグラウンドと採用する勉強方法で合格までに必要な時間に大きく差が出るということです。

USCPAの学習を始める前に戦略を練っておけば私のような無駄な回り道をしなくて済みます。

アビタスさんで無料でやっているそうなので、USCPAの受験を考えている方はどうやって学習していけばいいのか一度相談してみると学習のヒントを得られるかもしれません。

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勉強時間よりも勉強方法を意識した方が圧倒的に早く合格できる

勉強時間1,000時間はあくまで一般的な目安であり、受験生のバックグラウンドと勉強方法によって大きく変わるという話をしました。

USCPAの勉強方法は色々ありますが、私は「日本語→英語」が結局のところ一番効率が良かったです。

よくUSCPAはアメリカの試験だから英語のまま勉強した方が良いという話があります。

これはこれで正しいと思いますし、ごもっともです。

英語がそれなりにできないのにUSCPAを目指すのはいかがなものかとも思います。

英語が苦手なら先に英語の勉強をした方がいいです。仮に英語が苦手なままUSCPAを取得してUSCPAとして働くとしても、USCPAであれば英語がある程度できるのは当然だと思われます。

それなのにUSCPAで英語ができなかったらかなりがっかりです。

ですから、USCPA合格後でもUSCPAとして立派に活躍するためにも英語がちゃんとできるようになっておきましょう。

英語の学習は別の記事で詳しく書いていますが、下記の英語勉強方法は人気です。

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話がそれましたが、英語ができる前提であっても、先に日本語のテキストで概要をつかんでから英語のテキストを読むと理解力が断然違います。

理解力はさることながら英文を読み込めるスピードも全然違います。

日本語を挟むと一見遠回りのようにも思われるかもしれませんが、やはり日本人である以上日本語で理解できていた方が英語を読んだ時の理解の深さに大きく差が出ます。

詳細は別の記事に書きますが、私が使用していた日本語のテキストは下記です。

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こちらは非常に簡単にまとまっていますし、なにより簡単で分かりやすい日本語で書いてあるのですんなり理解することができます。

一部では深い考察が入っている説明もありますので、読んでいるだけでもかなり知識になります。

これらを読みこなした後にお手持ちの英語のテキストを読み込んでみると、数段理解が深まると思います。

私はこの「日本語→英語」の学習方法で一気に合格を勝ち取ることができました。

学習方法は人それぞれですが、マルチを回す時間がない方、マルチを回しまくったのにちっとも合格する気配を感じられない方はぜひ試してほしいです。

まとめ:USCPA全科目合格までに必要とされる1,000時間はあくまで目安。確実に学習を積み上げていこう。

「USCPA=1,000時間必要」という標語に惑わされず、ご自身のバックグラウンドに合わせた適切な勉強時間を確保するようにしてください。

また、勉強時間以上に勉強方法が合格までの道のりを近くするか遠くするかを左右しますので、ご自身にあった勉強方法を見つけ出し、ひたすら合格に向けて邁進していかれることを願っております。

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ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!