USCPAのフィリピンライフ
税理士選び

【保存版】税務調査の対応を任せてはいけない税理士8選

箇条書きでサクッとまとめましたので、今お願いしている税理士に一つでも当てはまる場合は要注意です。

【NG税理士まとめ!】こんな人には税務調査は任せられない!

①税務調査で税務調査官が言っていることを信じる税理士
②税務調査で高額報酬を要求する税理士
③税務調査で頑張ってくれない税理士
④アツガミOB税理士
⑤木を見て森を見ない税理士
⑥脱税を指示する税理士
⑦表に出てこない税理士
⑧放置プレー税理士

下記に順番に解説します。

①税務調査で税務調査官が言っていることを信じる税理士

税務調査官が多用する税務調査の時に発せられる必殺フレーズは大抵ウソです。

「審理の許可を得ている」
「税務署長の許可を得ている」
「過去からやっている」
「全税務署でやっている」

これら税務調査官の口から発せられる必殺フレーズを鵜呑みにしてYESマンになっている税理士はNGです。

②税務調査で高額報酬を要求する税理士

税務のルールが複雑で高度化している中で、クライアントが内容を理解できない、分からないことをいいことに、とんでもない報酬を要求する税理士がいるようです。

国家権力を背景にしている税務調査は誰もが怖いものですから、高額な報酬を支払ってでも問題を解決してほしいと考える納税者が多く、結果として不的確な税理士で不利益を被る納税者がたくさんいます。

③税務調査で頑張ってくれない税理士

「前職から悪い印象を持たれたくない」として、税務調査に強いことをアピールしながらも、クライアントの目の届かないところで税務調査官に対して簡単に妥協してしまうOB税理士はNGです。

④アツガミOB税理士

アツガミとは、税務署の中でも結構偉くなった人のことを言います。

税務署長とか副署長などまで上り詰めた人ですね。

税務署中でトップに上り詰める人の異動辞令の時に渡される紙が厚手の紙だからということだそうです。

ということで、アツガミOB税理士とは、税務署の中で結構高い地位まで上り詰めて引退して税理士になった人のことを言います。

税務署のトップにまでの上り詰めた人ならさぞ税務調査に詳しいのだろうと思いきや全然そんなことがないという話です。

というのも税務調査という仕事は出世コースの人が通る仕事じゃないからです。

つまり、税務署長まで出世した人は税務調査には詳しくないってことです。

だからもしアツガミOBが税務調査にきてもビビる必要はないし、会社としてもアツガミOB税理士の起用は控えた方がよさそうです。

⑤木を見て森を見ない税理士

税務調査官は気ではなく森を見ます。

要するに税務調査というのはとても大雑把というかザックリしたものなのです。

税務調査はせいぜい2日ないし3日くらいしかありません。

そんな短時間で複数年(3年間とか)もチェックするなんて不可能なんです。

でも何かしら発見して持って帰らないと自分の人事評価に影響する・・・そんな風に税務調査官の立場になったらどうでしょうか。

そうなればまずは大きなミスを探しますよね。

だから小さい金額の経費なんて見てる時間はないんです。

だから会社の利益に大きな影響を与えるような項目をチェックするんです。

その中で1つでも発見できれば税務調査官は満足なんです。

ミスというミスは全部発見してやろうなんて到底考えてません。

そう考えれば、税務調査の際に小さなことばかりに目をやる税理士はダメです。

税務調査官が森を見ているのですから、こちらも森を見るところから始めることが大切です。

⑥脱税を指示する税理士

もう論外ですね。

即刻顧問契約解除しましょう。

⑦表に出てこない税理士

普段は色々アドバイスをくれるのに、税務調査になった瞬間「居心地が悪いから」と表に出てこない税理士はNGです。

⑧放置プレー税理士

「税務調査の立ち会いは割にあわない」として、仮病を使って立ち会いを拒否して、税理士資格のないスタッフに対応を一任して放置プレーの税理士はNGです。

【結論】NG税理士は分かったけど、誰に相談すればいいのか?

税務調査を任せられない税理士については分かったけど、じゃあどんな税理士に頼めばいいんだという声が聞こえてきそうなので、次に税務調査に強い税理士の特徴についてまとめます。

そちらを参考にしてぜひ税務調査を乗り切ってください!

【結論】税務調査の対応を任せるならこんな税理士!

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!