USCPAのフィリピンライフ
海外転勤者のTOEIC

【金融機関関係者】英語力は当たり前。TOEICの点数以外に目指すべき資格

昔は英語はできる人だけができればいいという時代でした。オレはオレ、キミはキミってやつです。それが今では英語ができないと会社でまともに昇進できない時代です。客観性を重視するためTOEICの点数が注目されていますが、実際にはTOEIC以外にも目指すべき資格はあります。金融機関関係者の方には特に目指して頂きたいものです。

英語力は当たり前。英語で何ができるかが問われる時代

世界では英語ができることは当たり前になっています。日本では英語ができるというだけでなんとなく偉そうとか生意気みたいな雰囲気を感じることがありますが、ビジネスに携わるかどうかにかかわらず英語力は必須になっています。

ここでの英語力というのはペラペラにしゃべることができるという能力ではありません。日本ではよく勘違いされますが、英語を話すならアメリカ人やイギリス人のようにペラペラとネイティブのように話せなければ英語はできないと思われてしまうと身構えてしまっている人が大勢います。

ところが、一歩日本を出てみると分かりますが、ネイティブのように英語を話す外国人なんてほとんどいません。もしかしたら、先程紹介した英語ができないと思っている日本人よりも英語力という点においては劣っているとさえ思うこともあります。しかしそんな人でさえ、自分が英語ができないとは思っていません。それどころか自分は英語が得意だと堂々と胸を張って言い切っています。実際には大したことない実力であっても、本人は得意だと思っているので立ち振る舞いは堂々としており、恥ずかしさなど全くありません。

英語力はそこそこでもOKで、それよりも大事なのは英語でなにができるのか、この点がこれから問われてくるのです。

このことは英語がネイティブのようにペラペラ話せることよりも何倍も大事なことなのです。

TOEICの点数を伸ばすことに躍起になってしまう日本の会社

英語ができることが当たり前の世の中。そんな中で日本人が一生懸命に取り組んでいること。それがTOEICの点数を上げることなんです。皆さんも見聞きしたことがあるのではないでしょうか。会社での昇進の条件にTOEICの点数があるところを。TOEICの点数が750点取れないと課長になれないとかとにかくTOEICの点数で縛っているところが特徴です。

会社の昇進にTOEICの点数が必要ならそりゃ皆さん必死でTOEICの点数を高めようとしますよね。だってTOEICの点数が会社が設定した基準の点数をクリアできないとポジションどころか給料が上がらないんですから。

しかし、正直なところ、TOEICの点数で英語の実力が図れるわけではありません。もちろんTOEICの点数が高いことを否定するつもりは毛頭ありません。TOEICの点数が高いことに越したことはありませんし、そこに至った努力を否定するつもりもありません。TOEICという試験においてきちんと実力を発揮されたということは素晴らしいことです。

ここで重要なのは、なんのためにTOEICを勉強しているのかということです。TOEICで得られることは何なのか考えたことはありますか。TOEICが目指すゴールと自分自身が目指していることが同じなのであれば問題はないのですが・・・。

英語でビジネス全般を学習する

なにもTOEICの点数を高めることに価値がないと言っているわけではありません。TOEICは確かにある面においては大変意味のあるツールです。しかし、現実のビジネスの世界においてはTOEICの点数が高いだけでは足りないということです。

TOEICについては別記事を参考にしてください。

【英語系資格に騙されてはいけない】TOEICの点数が高いから海外転勤に必要な英語力が身についているわけではない!

【海外転勤者には不要!】それでもTOEICを基準にしたい方へ

TOEICは大量の問題を短期間のうちに解答する能力が求められます。リスニングは一回しか聞けませんし、リーディングは一般的な文章を素早く読みこなす必要があります。これらは確かに大切な能力ですが、例えばリスニングの能力の話で言えば、現実の世界では一回しか聞けないということはありません。むしろ、一回で聞き取れなかったら、相手に嫌な顔をされながらも二回、三回ときちんと聞き直して、適切に相手の言っていることを理解し、それに対して自分の意見や主張を展開できる能力こそが大事なのです。

つまり、英語のスキルは、ビジネスにおいてはあくまで仕事を前に進めるためのスキルの一つにすぎません。だから、英語力そのものを高めるよりも、英語を使ってなにができるかがより重要になるのです。

とはいえ、なにをしたらよいか分からない、という方も多いと思います。

そこで、私からは、英語でビジネスの基礎全般を身に付けることをお勧めします。

英語で「会計+税務+IT+ビジネス」を学習できる資格

ビジネスの基礎と言えば、最近では、会計・税務・IT・ビジネスに関連する法律が大変重要になっています。どんな業種や業界であっても、これらの知識は必須になります。これらの知識を英語で学習できれば、その後の仕事にも活かせることでしょう。英語の勉強だけをするよりも、より実践的で多くの学びが得られますから、非常に効率的です。英語で学んでおけば日本だけでなく、海外でも通用するスキルになりますから、これから海外に駐在する方や海外に移住する予定の方でもとても学習効果が高いと言えます。

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TOEICの点数を高める学習方法とは一味違った学習体験を得られることでしょう。
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ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!