USCPAのフィリピンライフ
ライセンス更新/CPE

【2022年12月度】USCPAとEAのCPE取得&PTIN更新手続きガイド【今のところ永久保存版】

あっという間に一年間が過ぎ、USCPAとEAのCPE更新期限が近づいてきました。2022年は計画的に進めようと思って予めカレンダーにCPE取得日を書き込んでいたにもかかわらず、結局年末に慌てて更新する羽目に・・・。2023年はライセンス更新の年なので、2023年こそは計画的にCPE単位を取得するぞ!と決意するのでした・・・。

【まとめ】USCPAとEAのダブルライセンスホルダーのルーチン

USCPAとEAのダブルライセンスホルダーにとっては、毎年の12月31日という日はとても大事な日であります。

世間が紅白歌合戦を見ていようが、格闘技大会に熱狂していようが、CPE(継続教育)の単位が取得できていなければ、せっかく頑張って取得したライセンスが危機に陥ってしまうのです。

もっと事前に取得しておけばいいのに・・・というツッコミは置いといて、とにかく何が何でもCPE取得単位は死守せねばなりません。

特に私のようなライセンスを”売りにして”商売をしているような人はなおさら大事です。

毎年同じことを調べている気がするので、ここで一回整理したいと思います。

12月31日期限となること

USCPA・・・CPEの取得

EA・・・CPEの取得&PTINの更新

その他まとめ

項目 USCPA EA
毎年のノルマ 20単位 16単位
倫理 4単位 2単位
その他 PTIN更新
報告手続き 必要 必要なし

EAは毎年PTINを更新する必要あり(有料)。

PTINの更新はPTIN専用ページより行う。

EAは取得済単位はCPEプロバイダーが私に変わってIRSに取得単位を報告してくれるので、私がIRSに直接単位の報告を申請する必要はありません。

IRSのホームページにQ&Aコーナーにて説明があります。

【USCPA】2024年6月30日にライセンスの期限を迎える場合(私はこれ)

2021年1月1日~2023年12月31日までにCPE120単位を取得する必要がある。
ただし、毎年最低20単位の取得は必須(1年目に120単位を取得して、残り2年間はゼロというのはダメ)。

2021年1月1日~2021年12月31日:20単位(済)
2022年1月1日~2022年12月31日:20単位(今回実施)
2023年1月1日~2023年12月31日:80単位(2023年に実施予定💦)

2024年1月1日~2024年4月30日に更新手続きを行う。

更新時期についてはこちらを参照。

USCPAとEAのCPE必要単位

こちらもまとめて記載しておきます。

項目 USCPA EA
ライセンス更新 3年ごと 3年ごと
必要単位 120単位 72単位
毎年のノルマ 20単位 16単位
倫理 4単位 2単位
Non-technical 最大60単位
Nano learning 最大12単位

USCPAのCPEの概要

倫理科目

EAの更新単位について

EAのライセンス更新のタイミング(私の場合)

2019年6月に取得。
2021年1月31日にライセンス更新完了(1回目)
ライセンス有効期間は2021年4月1日~2024年3月31日
次回ライセンス更新は2023年11月1日~2024年1月31日に実施すべし。
それにより、2024年4月1日~2027年3月31日まで有効となる。

EAのライセンス更新タイミング

USCPAのCPE更新手続き方法

①CPE Depotにログイン(更新料が未払いの場合は先にCPE Depotの更新手続きを行う)
②コースをエクセルにまとめる
③必要単位になるようにコースを選択する
④隙間時間に効率よくコースを受講する
⑤12月31日までに必要な単位を取り終える
⑥翌年の4月30日までにワシントン州に報告する

報告の手順は以下の通り。

ここからSAWにログイン
①「Access Now」をクリック
②「CPE Tracker」を選択
③「Add Ethics」より倫理のCPEを報告
④「ADD CPE」より倫理以外のCPEを報告
※修了証書をアップロードするのを忘れずに。
⑤必要なCPEを入力できたか確認

EAのCPE更新手続き方法

①CPE Depotにログイン(更新料が未払いの場合は先にCPE Depotの更新手続きを行う)
②コースをエクセルにまとめる
③必要単位になるようにコースを選択する
④隙間時間に効率よくコースを受講する
⑤12月31日までに必要な単位を取り終える
※USCPAのCPEと融通可能。

EAの場合はCPE DepotからIRSへ報告してくれるので、自分でIRSに報告する必要はありません。

EAのPTIN更新手続き方法

①以下のIRSのウェブサイトにログイン

②画面に従って入力し、更新手数料を支払って完了。
※毎年更新が必要。
※更新は12月31日までに行う。

【まとめ】CPE取得は計画的に進めよう

個人的には2023年はライセンス更新年です。3年ごとに更新していますが、3年なんてあっという間ですね。今年の年末は紅白でも見ながら生ビール片手に年越しそばを味わいながら過ごせるように早い段階からCPE取得を進めていきたいと思います!!

また来年その結果を報告したいと思いますので、皆さんもCPE取得頑張ってください!

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!