こちらは経営のド素人が、フィリピン企業を経営する日々をリアルにお届けする日記です。
企業経営に興味がある方
これから起業&独立して生計を立てていこうとしている方
海外で働いてみようと思っている方
フィリピンに駐在予定の方
こうした今後フィリピンで企業経営に携わる予定のある方の参考になればと思い、日々のリアルな経営上の悩み、悲しみ、喜び、不安などをどんどん共有していきます。
今日は従業員からのクレームについてです。
私が会社全体のオペレーションを管理し始めてから、積極的に(しつこいくらいに!?)各部門のマネージャーと打ち合わせの機会を持つようにしています。
もちろん知らない間柄ではないし、何年も一緒に働いてきたので相手のことはよく知っているつもりでした。
最初の数回は業務の進捗について聞くつもりで打ち合わせを設けたのですが、対面で話しているとやはり雑談も兼ねて色々な話をすることになります。
そうすると、回を重ねていくうちにマネージャーがどんなことにつまづいているのか、なにに不満を抱えているのかなど、彼らの悩みや怒り、文句について聞く機会が増えていきました。
そのほとんどはクレームです。
こちらは必死で聞き役に回っているのですが、なかなかつらいものがあります。
中には会社に対する脅しではないかと思われるような内容も含まれており、たまにうんざりしますが、逆にそういった内容も教えてくれるということは私にとってはありがたいものです(と自分に言い聞かせてじっと耐えております・・・)。
もしここで反論したり、否定しようものなら、きっとそれ以上開示してくれないでしょう。
従業員のクレームというのは、現場に転がっている実際に起こっている問題なので、こちらとしてもできるだけ取り除いてあげたいと思っています。
そういった小さいかもしれないけど、従業員にとっては邪魔となっている、障害となっている内容を取り除いてあげることで、従業員のパフォーマンスが上がるならこちらとしても対処のし甲斐があるというものです。
と、無理矢理ポジティブに考えるようにしています。
まとめ:従業員からのクレームは宝の山!誠実に向き合おう。
従業員からのクレームはつらいものがあります。
しかし、一番つらい思いをしているのは従業員なのです。
彼らの仕事を手伝ってあげることはできません。
しかし、彼らの問題を解決してあげることは会社の責任者ならできるのです。
従業員の問題を取り除いてあげることで、従業員は自分の仕事に集中できるようになるし、それによって経営者はより多くの成果を得ることができるわけなので、結局はWin-Winの関係になれますね。
今日も従業員の悩みを聞いていきたいと思います!