フィリピンで仕事をすることになった場合はぜひ参考にして頂きたいと思います。
これらは全て私の経験から身をもって感じていることです。個人的な体験に基づくものですので、全員に当てはまるかは分かりませんが、多かれ少なかれ皆さん苦労されてきたことと思いますので、備忘的な意味も含めて皆さんと共有したいと思います。もちろん人間ですから個人ごとに違いますので、誤解のないようお願いします。
※とりあえず順不同で行きます。時間があったらあとで整理しますのでご容赦ください・・・。日々気が付いたら足していきます。
フィリピンにおけるマネジメントで注意すべきこと
仕事の指示は具体的に。
仕事の指示は明確に。
仕事の指示には期日を設けよ。
空気を読むことを期待してはいけない。
気を利かしてもらうことを期待してはいけない。
指示したこと以外もやってくれるだろうと期待してはいけない。
自分で色々工夫して、よりよいものを作ってくれるだとうと期待してはいけない。
従業員は公平に接しなければならない。
出張に行ったり、休暇で席を外した時は、出社する際は手土産を持参しなければならない。
クリスマスパーティーは必ず開催しなければならない。
クリスマスパーティー以外にも、サマーアウティングを開催した方が良い。
褒める時はみんなの前で褒めるべし。
叱る時は小部屋で1対1で、優しく、諭すように、叱るべし(注意するというべきか)。
間違っても(冗談だったとしても)、従業員を大声で怒鳴ったり、他人が見ている前でけなしたりしてはいけない。
給料は下げてはならない。
労働組合を作らせてはならない。
労働組合を作るような雰囲気にさせてはならない。
労働組合ができてしまったら、事業撤退も選択肢に考えよ。
従業員の不満はきちんと聞くべし。
従業員の要望を全て叶えてあげないといけないわけではない。
従業員を大事にしているアピールは欠かさないようにすべし。
従業員は給料が高い会社に流れると割り切るべし。
従業員は一旦給料に目がくらんでより高い給料の会社に行ったとしても、ボスが気に入らなければ、また戻りたいと可愛く言ってくるものであると心得るべし。
如何なる理由であれ、一度退職した社員の出戻りは認めてはならない。
フィリピン人は教育格差があることを念頭に置くべし。
従業員を正社員として採用する時はとにかく慎重であるべし。
従業員を正社員として採用する時は、バックグラウンドチェックは必須であると心得よ。
従業員を採用する時は、試用期間を最大限活用すべし。
フィリピン人は英語が話せるので、中東や欧米で働くチャンスがある。
従業員を採用する場合、欧米などの海外ではなくフィリピンで働いている人がどういう人なのかはよく考えよ。
期待しない、信用しない、でも信頼すべし。
従業員に威張るな、アドバイスせよ。
従業員をバカにするな、経験値の差だけだ。
従業員に会社に対するロイヤルティは期待するな。そんなものはない。
会社に対するロイヤルティがあると言っている従業員は疑え。
会社に対するロイヤルティがある場合は別の何かがその根底にある。
フィリピンの歴史を注視せよ。
フィリピン人の言う「Yes, Sir!」は「No」という意味である場合が80%。
フィリピン人の言う「OK, Sir!」は「OKじゃない」や「意味が分かってない」場合が80%。
フィリピン人はこちらの質問に対して何でも「OK, OK!!」と答える可能性90%。
フィリピン人は人をがっかりさせるのが嫌いである。
フィリピン人は白黒つけるのが苦手(嫌い)である。
フィリピン人社会はなあなあの文化であることを心得よ。
こちらがYESかNOで質問しているのに、長い難しい英語でしかも早口で答えている場合は、その答えを知らない、分からないと心得よ。
フィリピン人に道を聞く場合は細かい説明を求めてはならない。方角だけしか教えてくれないと心得よ。
フィリピン人に道を聞く場合は必ず複数人に聞くべし。
フィリピン人に道を聞く場合はたとえ知らなくても答えると心得よ。
フィリピン人は突然仕事中に歌を歌い出すものと心得よ。
フィリピン人にとって仕事というものは「苦役である」という認識であることを心得よ。