ひとりごと

安定した職場は実は危険!?働き続けることに疑問が生じたら転職を検討しましょう

安定した職場で働き続けることに疑問を感じた方は毎日真剣に仕事に取り組まれている方です。安定した職場は既に仕組みが出来上がっているために働いているときには安心感を得られる一方、労働者の立場からすれば学ぶチャンスが非常に少ないもしくは非常に限定的になっていることが少なくありません。つまらないと感じたらその会社で学べるだけ学んで転職しましょう。

安定した職場とは?

これは人によって定義が違うかもしれません。ここでは労働者の立場として考えた場合、上司から指示された仕事をそつなく右から左に処理することができれば、問題が起きることはなく、順調に給料が上がり、昇進もしていく、ということがあると思います。もしくは、仕事以外のサポートとして福利厚生が充実していたりすることもありかもしれません。

こうしたことは労働者の立場からすればとても有難いことですし、これらを手放すことは得策ではないのかもしれません。

なぜみんな安定した職場がいいと思うのか?

なぜと聞かれても当たり前だろと言われそうですが、あえて考えてみますと、やっぱり不安定は嫌だからでしょう。不安定というのは上述のが逆を考えてみればわかりますが、上司の指示が的確でなかったり、上司の指示が右から左に処理できるものではなかったりすることを指します。もしくは、仕事以外のサポートが全くない、福利厚生が充実していない、もしくはない、ということありえます。

そう考えてみると、前者より後者の方が労働者にとってはよいことだと思うのが普通だと思います。やはり、これは人間が安定や安心を求めるからでしょう。誰も毎日不安にかられて仕事したり、福利厚生がないことは避けたいと思います。それは人間として当然の思いであり、全く否定はしません。

安定した職場で働き続けることに疑問を感じた方は転職を考えよう

そんな安定した職場で働いている方はできることなら定年するまで同じ環境で働きたいと思っているかもしれません。それはそれで素晴らしいことですし、そのような労働環境を提供し続けている会社には敬意を表したいと思います。

ところが、そんな環境にもかかわらずその環境に疑問を持つ人がいることもあります。

そう、私がそう思ったように。私のような罰当たりな(?)労働者は珍しいと思いますのであまり参考にならないかもしれませんが、私が以前在籍していた会社は超大手ではありませんでしたがそれなりに業界の中では名前の通った会社で株式市場に上場していたこともあり、それなりに外部へのアピール(優秀な人材を採用するためなど)を兼ねてなのか職場環境はよかったです。

そんな環境の中、10年は働きました。仕事はきつかったですが、残業代はきちっと出るし、残業時には夜食まで出してくれました。それに給料もよかったです。社員は自動販売機が無料で使えました。つまりコーラでもコーヒーでも市販のドリンクがタダで飲めるわけです。話は脱線しますが、転職後5年が経過しましたが、未だに前職の年収にはかないません。厳しい世の中です・・・。

そんな素晴らしい会社にいると待遇面では申し分ありませんでした。少し業績が停滞していたものの、このままいけば順調に昇進し、給料も比例して上がることはほぼ確実だったと思います。

それでも私はそこに疑問を持ってしまったのです。本当にこのままでいいのだろうか。このまま定年まで勤め上げることが自分の人生なのだろうか。

そう考えてみると、仕事の面では結構窮屈だった気がします。というのも、上場企業でしたので、法令順守が徹底されており、仕事の範囲が決まっていました。そう、あれもこれもはやってはいけないのです。もちろんそれを実現するための手段はあります。ただし、ものすごい労力がかかります。それはなぜかというと、大きなことに挑戦しようとすると必ずと言っていいほど部署をまたぎます。また、場合によってはお金もかかります。部署をまたぐということは他の部署の人を説得してプロジェクトに賛同してもらわなければなりません。全員が賛成してくれていればまだやりやすいですがそのようなプロジェクトは稀です。大体は反対する人がいるものです。その反対にもめげずにその人を説得したり、場合によってはその人が賛同する環境を作る(その人の上司を説得する、飲みニュケーションで本音でぶつかる等々)ことも必要かもしれません。

どうでしょうか。こんなに大変なら今のままでいいや。大人しくしていよう。そうなってしまうのも無理はありません。ですから何もしない人を攻めることは難しいと思うのです。そう考えた時、自分がやりたいようにできる環境にいって思いっきりやろう。

そう考えた末に転職を決めました。そして転職しました。元々経理部で決算業務を行っていた経験と米国公認会計士(USCPA)のライセンスを保有していた関係からフィリピンにあるコンサルティング会社に転職しました。そしてフィリピンに移住しました。前述のように給料は最初前職の半分以下からスタートでした。世の中甘くないですね。でも転職してよかったと思います。今では自分のやりたいように仕事ができるようになりました。小さな組織なので当たり前と言えば当たり前ですが、自分としては給料が低くても自由に仕事ができる環境が手に入りとても満足しています。

皆が同じことをした方がいいですとはとても言えません。しかし、そういう生き方もアリですよということはお伝えしたいと思います。ま、私の嫁は今でも怒っていますが・・・。ははは、その話はまた別のところで書きたいと思います。嫁ブロックに悩んで結果的に転職に失敗(?)した方もおられるようですので何かの助けになればと思います。

安定した職場はしっかり考えて行動しないと学ぶチャンスを逃してしまう

前述で少し触れましたが、安定した職場というのは、「ある程度仕組みが出来上がっている職場」とも言えますので、先人達の努力のおかげで、特に考えなくても右から左に仕事を処理するだけで業務を回すことができると思います。これはすごいことです。きっと先人達がミスを起こすたびに手順に加えていき、最終的に今の形になったのでしょう。ですから、先人達の地と涙の結晶(?)の業務体制の上に成り立っているとも言えます。

しかし、ここに落とし穴があります。もしあなたが今の会社で定年まで安定して勤めたい、あと数年だけ働ければ十分だ、と思っているのであれば今のまま仕事を続けてもそれほ問題はないでしょう。しかし、今後給料を上げていきたい、もっとスキルを身に付けたい、このように思っている方にとってはそのままではいけません。

給料が上がる。これを実現するためにはあなた自身の市場価値を高めなければなりません。市場価値を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。そうです、前出の「仕組み」を自分自身で構築できるようになることです。前出の仕組みは諸先輩方々の血のにじむような努力によって何年もかけて実現した体制ですが、それを自分自身で観察し、検証し、どうすればそのような仕組みができるのかを再現できるようになることです。これができる人が市場価値が上がり、労働市場で高値が付くのです。なぜ労働市場で価値が出るかというと、そのような人材が需要に対して少ないからです。

つまり、労働者のほとんどが先人達のレールの上で「作業」を覚え、実行するだけの単純労働者であるのです。これは工場にあるラインで作業をする工員と似ています。工場のラインをご覧になったことがある方はご存知だと思いますが、ラインに立って作業している工員は考えてはいけません。指示された通りに黙々と「作業」をこなし、製品を生産しなければなりません。ここで大事なのは工夫はしてはいけないということです。工夫を加えてしまうと流れ作業が流れなくなってしまい、一部分だけ流れが遅くなったり、逆に早くなったりしてしまってスムーズにものが流れなくなってしまうからです。

事務職の作業員は工場の工員ほどではないにせよ、仕組みは同じです。決められた通りに決められた作業を時間内に行う。

ではもっとやりやすい作業に変えるとか、もっと効率よく作業するように作業手順を変える、ということは誰がやるのでしょうか。そうです、工場であればライン長や工場長、事務職であれば主任や係長などでしょう。つまり、工員やスタッフではないのです。つまり、労働市場で価値を上げたければ、このように作業をする側ではなく、作業を行う仕組みを構築する側にならなければなりません。当たり前ですが、工場にあるラインに立っている工員はどんなに優秀であってもライン長や工場長より給料が高くなることはありません。これは「作業」を行う人よりも「仕組み」を構築する人の方が価値があるからです。価値というのは、人の価値ではなく役割の違いによるものです。よく課長は偉いとか社長は偉いんだという偉い、偉くないで物事を整理する人がいますが、これは間違いです。あくまで役割の違いであって偉いとか偉くないというものではありません。工場のラインに立つ工員は物の流れを止めずに正確に時間通りに言われた通りに作業を行う、社長は会社の方向性を決めたり、従業員がきちんと生き生きと働ける職場環境を整える、といったようなそれぞれの役割が違うだけなのです。最近では社長の仕事を社長職と言ったりしますね。まさに社長も「職」あのであってその人の人格を示すものでは決してありませんし、優劣を示すものでは到底ありません。

このように安定した職場というのはとても素晴らしい仕組みが存在することがほとんどです。ですが、その安定した仕組みに乗っかっているだけでは本当のスキルは身につきません。労働市場で価値を高めたいと思っている方はぜひ、どのような仕組みなのか、なぜそのような仕組みになっているのか、それを再現するには何が必要なのか、等々折角目の前に素晴らしい仕組みが存在しているのですからそれを学ばない手はありません。

あなたが当たり前だと思っているその仕組みを喉から手が出るほど欲しがっている会社はたくさんあると思います。ですからその仕組みを他の会社で再現できる人は必ず労働市場では高値が付きます。なぜなら需要があるのにそのようなことができる人がいないからです。このようにして自然と給料は勝手に上がっていきます。

何度も言いますが、その仕組みを、今あるその安定した仕組みをぜひ学んでください!その仕組みを学ばずに、その仕組みの中で流れ作業をしているだけでは給料は上がりません。ぜひ仕組みを構築する側に回るようにしましょう。

まとめ:学ぶことがなくなった、少なくなったら転職しよう

どうでしたでしょうか。同じ仕組みの中で働いていても、仕組みを構築する視点から働くのと、仕組みを利用しているだけの場合では天と地ほどの差が生まれます。前者はマネジメントになり、後者はラインに立つ工員という役割の違いになります。どちらの仕事に優劣はありません。どちらも尊い仕事であることに変わりはありません。しかし、あなたがもしそのような素晴らしい仕組みのある会社で働いている場合はぜひその仕組みを徹底的に勉強してみてください。そしてそれを再現できる人になってください。再現できるようになったらその会社にお礼を言って卒業しましょう。そしてその仕組みを別の欲しがっている会社に提供してみましょう。あなたの力がその会社を飛躍的に成長させるきっかけになるかもしれません。頑張ってください!

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!