ひとりごと

安月給なのに責任だけ大きくてもう辞めたいと思ったあなた!それはラッキーです!

給料が安いのに責任が大きくて、もうこんな会社辞めたいと思っていませんか。

その気持ちは痛いほどわかります。でもそのまま辞める前に考えてほしいです。

給料が安いのに責任が重たい仕事を任せられているあなたはラッキーです。

転職によって一気にジャンプアップできる可能性を秘めています。

スキルアップの修業期間として前向きにとらえましょう。

給料は会社の大きさによって決まります

全部の会社を調べたわけではありませんので、絶対そうとは言い切れないのはもちろんですが、一般的には会社の規模が大きいほど給料は高くなる傾向にあります。

大きな会社=人がたくさんいる会社だとすると、企業というのは利益(儲け)を追求する集団ですので、利益を追求するために売上に見合う費用(コスト)しか払わないのが普通です。従業員はボランティアではないので人を採用すれば多かれ少なかれ必ず人件費という形で費用がかかります。ですから普通はできるだけ少ない人数で会社を運営しようとします。それでもたくさんの人がいるということは、それだけ採用しても利益が出る会社=売上が大きい会社ということです。

それだけの売上を維持するためには一般的に多くの人が必要なので、常によい人材を採用できなければ仕事が回らなくなります。そのため、給料が会社全体として高くなるのです。当然同じ仕事をするのであれば給料が高い方がいいですよね。また、給料を高く設定することで、よい人材が集まるだけでなく、会社として世間的にもアピールできます。うちの会社はこんなに給料を払っています!といった感じで。それを聞きつけた優秀な人材がじゃあ私も入社したいというようになり、さらによい人材が集まるのです。

給料が安いから会社を辞めるのはちょっと待って

前述のように、大きな会社は給料が高く、よい人材を集めやすいため、一般的には皆さん大きな会社に入社したいと思います。ところが、大きな会社も応募者全員を入社させるわけにはいきません。当然人数の制限がありますので、入りたくても入れない人も出てきます。

就職は大学受験のように浪人するわけにはいきませんので、どこかの会社には入社することになりますよね。(自分の夢を追いかけている方はそれも素晴らしいと思いますのでぜひ夢に向かって頑張ってほしいと思います!あくまでここは一般的な話なのでお気になさらず)

その場合、大きな会社よりも相対的に給料が低い会社に入ることになるかもしれません。大きな会社ほど福利厚生も整っておらず、建物や立地も大きな会社に比べればそれほどよくないかもしれません。仕事は大きな会社と同じなのに、なぜこんなに待遇が違うんだ・・・もう嫌だ、辞めたい。。。そう思うことがあっても不思議ではありません。

ただ、そう思ったら辞める前にちょっと考えてほしいんです。

そもそもなんで給料が低いんだろうか?

どうやったら給料が上がるのだろうか?

給料ってどうやって決まっているのだろうか?

小さな会社ではできても大きな会社ではできないこともある

これは私がまさに実感していることです。私はフィリピンで働く前は上場企業の社員5,000人の会社の経理部の一員として働いていました。経理部だけで30名くらいいたと思います。そしてフィリピンの会社に転職した時は、私が入社した時は社員が10人もいなかったと思います。社員5,000人の会社から社員10人以下の会社にジャンプしました。

するとどうでしょう。なんと今まで当たり前にあったものが急になくなりました。ありとあらゆるものがなくなったのです。

なくなってみて初めて気が付かされました。それは「誰かがその当たり前だと思っていたこと、ものを作ってきた」ということです。

会社の中にあるものは、ある日突然そこに出てきたわけではないということです。きっと昔の社員が「こういうものがあったら社員はもっと効率よく働けるだろうな」とか「こんな制度があったらもっとモチベーションを高く持って生産性が向上するだろうな」とか、そういう「会社のために。社員のために、みんなのために」と思って一生懸命作ってくれた、用意してくれた社員がいたということです。そう、会社にあるもの(物理的な物品や仕組みや制度などもそうです!)は全て誰かの思いから生まれてそこにあるのだなあと改めて実感しました。

皆さんも会社勤めならお分かりでしょう。物事を前に進める大変さを。会社というのは自分ひとりが決めて動かせるものではありません。通常はピラミッド構造になっています。大きな会社ならなおさらです。みんなそれぞれ「上司」という人が存在し、行く手を阻みます。社長にとっても株主はいわゆる「上司」でしょう。会社員である以上、必ず誰かの了解を得ないといけないので、誰かを説得する必要があるわけです。会社には色々な方がいます。自分と同じ意見の方ばかりではありません。むしろなにか良いことをしようとすると邪魔をしようとする人もいるかもしれません。あなたがなにか会社のためにこれをやろう!と思って上司に打診した時、「そんなこと(もの)いらないよ、却下」なんて言われたらどう思いますか。自分が折角考えて練り上げてみんなのためにと思って提案したのに・・・とても嫌な気分になると思います。一生懸命提案したあなたならなおさらそういう思いが強いでしょう。

しかし、ここで諦めなかった人がいたからこそ、今あながが使っているものや制度が会社にあるわけです。きっとそのものや制度を提案した人も最初は同じような辛い場面に出くわしたことでしょう。でもそこで諦めず、改めてその上司を説得したり、その上司のご機嫌を取ってうまく決裁をもらったり、もしかしたらアフターファイブで飲みに行ってなぜ上司が反対しているのか、どうすれば賛成してくれるのかを好きでもないお酒を飲みながら必死で探ったのかもしれません。

このようにどんなに小さなことでも会社の現状を変えるのは容易なことではないのです。だからほとんどの人は言われた仕事をこなすことしかしません。言われたことをやっている限りにおいては首になることはないでしょう。ところが、言われたことだけをやっているような社員は会社が求める人材にはならないのです。

会社というのは一生安泰ということはありません。安泰に見えるのは、中で毎日悪戦苦闘して上述のようなことをして頑張っている社員が多少いるからでしょう。多少といったのは、会社の中で会社の成長を支えているのは約20%程度だと言われています。その20%の人たちが残りの80%の人たちを支えている、というわけです。これは数字(売上)という意味ではないですよ。あくまでその会社に対する接し具合と言ったらいいでしょうか、気持ちの部分のことです。よく考えてみれば当たり前ですが、1日中、通勤時や食事をしているときでもどうしたら会社が良くなるのかなあと考えている人と、とりあえず定時までなんとなくやり過ごしてどこに飲みに行こうかなあと考えている人の間に差がないわけがありません。どちらの社員に対しても給料は払われますが、どちらが精神的に会社の支えになっているかは分かると思います。

つまり、会社にとっての重要人物とは、会社のためにあれこれ考えて色々実行してくれる人材なのです。これは業種、業界、規模に関係なく共通する人材としての価値です。これができる人はどの会社にも引っ張りだこでしょう。仕事を失うことはありません。

大きな会社では社員が社員がたくさんいますし、色々な人の利害関係があるので物事を前に進めるのはとても骨が折れます。逆に小さな会社であれば、それほど関わる人数が少ないので、大きな会社に比べれば物事は進めやすいと思います。また、小さな会社の方が部署数が少なく、色々な仕事をこなさないといけないと思いますので、色々なところに目が行きます。そのため色々なアイデア(改善点)が思いつくと思います。

私は前職は大きな会社の経理部で働いていましたが、経理部の中でも支払業務、記録する業務、データをまとめる業務など本当に細かく業務が分かれていて、支払業務の人はそれ以外の業務はやりたくてもやらせてもらえません。これは何でもかんでも1人の社員に任せてしまうと、不正の原因になったりするので会社として複数業務をやらせない仕組みにしているのです。

ところが、小さな会社ではそうも言ってられませんね。最低限の業務分担はするにしても、私が在籍していた経理部であれば、支払いだけやっているということはないでしょう。むしろ経理業務だけでなく、総務、人事、品質管理までやっているかもしれません。

私としてはこれはとてもうらやましいと思っていました。大きな会社ではやっていいこととやってはいけないことを明確にし、やりたいのにやらせてもらえない、ということが起きます。制度上仕方がないことですが、つまり、余計なことは考えず言われたことを正確にこなせる人が向いているのでしょう。この点、小さな会社であれば部署の垣根を越えて色々な市ごとにチャレンジできます。経理部なのに人事や総務の仕事ができたり、場合によっては製造現場の仕事にもチャレンジできるかもしれません。

これはまさに小さな会社でなければできないことです。

ですから、今もしあなたが小さな会社にいる場合は、ぜひ小さな会社の特権を生かして、会社のため、社員のため、お客様のためになるようなアイデアをどんどん提案し、片っ端から実践していきましょう!きっと会社にとってなくてはならない人材になることでしょう。でもそうなったときがその会社を卒業する時なのですが・・・。

給料と責任のバランスを見よう

基本的に給料と責任は正比例します。つまり、責任が大きければ給料も高くなるのが普通です。前出の大きな会社ではまさにこれが当てはまります。

ところが、小さな会社の場合はどうでしょう。責任は大きいのに給料は大きな会社の若手と同じくらい、ということは有り得ます。

こんなに大変な仕事で部下もたくさん預かっているのに、なんで大きな会社の若手と同じ給料なんだ・・・こんな仕事嫌だ!辞めてやる!って思ったあなた、ちょっと待ってください。その状況はもしかしたら大きな可能性を秘めているかもしれません。

給料が低いのに、責任が大きかったら幸運かも

タイトルだけ見たら賛同して頂けない方も多いかもしれません。ちなみに、未だに私の周りの方には(私の会社の同僚も含めて、上司も)あなたは特殊だねーとよく言われます。

でもよく考えてみてください。いろいろな事情があるにせよ、今の仕事を選んだのはあなたです。戦時中であれば別だったかもしれませんけど、今は自分で自分の仕事が選べる時代です。まず、今の仕事は自分で選んだ、ということを思い返しましょう。自分で選んでいない場合は自分で納得するように選び直してもいいと思います。よく考えてみてください。1日寝る時間以外の20時間近くの時間を割くところですよ。しかも何年にも渡って。それならじっくり考えて選んだ方がいいと思います。大学は4年間で終わりますが、会社は最悪数十年はありますので納得いくように決めていきましょう。

話は逸れましたが、前段でお話ししたように、私は社員5,000人の大きな会社で働いていました。そこから社員10人以下の会社に転職しました。当時32歳でした。私はやりたいことを先に決めていたので給料は気にしていませんでした。とりあえず生活できればいいかなあといったくらいです。

ところが、転職してみてびっくり!なんと年収は前の会社の半分以下になりました。しかも家の家賃だけで、手取りの半分を持って行かれるという有様。毎月の小遣いはせいぜい2万円あればいい方。これでは遊びにも行けません。でもお客さんや営業の付き合いでゴルフや飲み会などに参加しなければならず、苦しい生活を送ることになりました。当然ながら貯金などできません。そもそもフィリピンに移住するのにお金を使い果たしてしまったので、貯金はほぼゼロでした。

本当に嫁には怒られました。今でも怒っていますが・・・。フィリピン移住の最初はもう反対されましたがなんとか切り抜けて現在まで至っています。

嫁ブロックに会う志高いサラリーマンは大勢いると思いますので、私の嫁ブロックを突破した(?)時の話は別で書きたいと思います。

話を元に戻します。

そんなわけで、嫁に怒られ、貯金なし、給料半分となって転職した私ですが、5,000人の会社から10人以下の会社に突然きたのでありとあらゆるものがないことに気が付きます。

ソフト面もハード面もないない尽くしです。

私の仕事はマーケティング。といえばカッコよく聞こえますが、10人以下の会社ですので何度もやらないといけませんでした。しかもフィリピンにある会社ですので、細かい実務はフィリピン人のスタッフがやるため、私の仕事はそのフィリピン人のスタッフがやる仕事の管理や顧客との調整でした。つまり、5,000人の会社ではただの兵隊だった私が、いきなり10人のマネジメントを行う管理職になったのです。10人の会社とは言え、一応ピラミッドはあったので、フィリピン人スタッフの上に部門長がいて、その部門長との調整を私がやることになりました。

要は給料が半分になった人間に、部門をまたぐマネジメントをやらせるというすさまじい裁量の大きさを与えられました。当時は私のマーケティング部門を含めて3部門ありました。顧客はほぼ日本の会社だったので、どうしても私が前面に出る場面が多く、部門を超えてマネジメントをしなければならないのは必至でした。

部門をまたぐマネジメントですから、大きな会社であれば50代の方がなれるかなれないかのポジションでしょう。もちろん大きさが違うので同じ比較はできませんが、ただ部門をまたいでマネジメントを行うという役割においては大差はないと思います。

ですから給料が低いのに、日本では50代の一部の方が就ける仕事をやらせてもらえる。これにはとても喜びを覚えたのは確かです。今まではあれはやってはいけない、これはダメ、とか否定ばかりされてきましたけど、あれもできる、これもできる、という環境に身を置けたことでモチベーションがとても高くなったのを思い出します。

会社に利用されているだけだよ、という意見がほとんどですが・・・。

でもよく考えてみてください。自分で選んだ仕事でやりたいことができる、しかも50代の人がやるような仕事をこんな32歳にやらせるんですからラッキーなわけがありません。普通は給料高くしてもやらせないと思います。なんか起きたら大変ですからね。仕事において経験値は何事にも代えがたい財産だと思います。

どうせ文句言っても給料がいきなり倍になって元に戻ることはありません。だったら今の環境を思いっきり利用してあれもこれもやりたいことをやってみる方が人生楽しくなると思います。そう自分に言い聞かせて日々取り組んでいます。

給料が低いのに、責任が大きい仕事をこなせたら転職を検討しよう

前にも少し触れましたが、だからと言ってずっと給料が低くて責任が重たい仕事をやっていればいい、というわけではもちろんありません。あくまで経験の前倒しをした、と考えた方がいいでしょう。

前にも書きましたが、大きな会社ではやりたくてもやらせてもらえない仕事がたくさんあります。一般的にスキルが高ければ高いほど給料は高くなる傾向になります。従って自身のスキルを上げることが給料アップにつながるわけですが、大きな会社では自分の仕事に制限があるためスキルアップが遅くなる気がします。

大きな会社ではローテーションと言って、例えば経理部で3年間働いた人は4年目から総務部に異動したり、逆に総務部の人が経理部に異動したりしてどんどん人を入れ替えていきます。何年同じ部署にいるかは会社次第ですが、概ね3年程度で1つのスキルは身に付けられるので、3年程度で別の仕事に移るのがいいかなと思います。管理の仕事で言えば、大きく分けて経理部、総務部、人事部が主にありますが、これらの部門を全部経験しようとすると、3年×3年で合計9年かかることになります。しかも最後の9年目を終えた後に最初に覚えた経理の仕事がいきなりできるでしょうか。やり始めればすぐに思い出すかもしれませんが普通は難しいと思います。そうなると、直近の人事の仕事が一番詳しくなっていると思いますので、その場合は人事の仕事を突き付けていくことが一番のスキルアップになるかもしれません。このように大きな会社の場合は何か一つのスキルを徹底的に磨くことに優れていると思います。人事の仕事が好きなので他の部署の仕事はもうしたくない、異動はご免だ、という方は人事のプロになるのもいいと思います。それはそれで会社にとっては大事な人材になります。

一方、小さな会社であれば経理部、総務部、人事部がいわゆる管理部という形で一つになっていることも多いです。本来なら業務ごとに部門を作って、部門の下に部長、課長、係長、主任などのピラミッド組織を作るのがいいのですが、小さな会社ではそのような体制は難しいでしょう。そうなると、1人の社員は経理部も総務部も人事部も全部やらなければならず、相当忙しくなります。ところが、大きな会社と比較した場合、大きな会社では9年かかるところを同時に全部の業務を経験できるわけですから3年で全てのスキルが身につくわけです。成長スピードでいえば3倍です。逆に言えば3分の1の時間で大きな会社で覚えるスキルが身につく計算になります。これは小さな会社の最大のメリットだと思います。

そして、組織の中で一番責任が重たい仕事であり、かつ一番身に付けるのが難しい、身に付けるのに時間が掛かる、そのため一番給料が高い仕事、それがマネジメントです。

マネジメントというと何やら難しい横文字に聞こえますが、私の解釈では、やりたい仕事を自分以外の人にやってもらって、自分がやった時と同じ成果を出す、という仕事です。

マネジメントをやったことがない人からすれば、うちの部長や課長は何もしなくて給料もらえるんだからいいよなあ、なんて居酒屋で愚痴を言っている人もいるようですが、それは全然違います。

私は転職をきっかけにスタッフからいきなり管理職になったわけですが、ずっと歯がゆい思いをしていました。今も歯がゆい思いをすることは多いです。それはなにかというと、自分でやった方が早い、しかも結構うまくできる、という考え方です。そりゃそうです。自分がやりたいこと、やってきたことで成果を出すのですから自分がやるのが一番早くかつうまくできます。自分でやれば自分のペースで仕事もできるし、休みたいときに休めばいいし、でも期限には間に合うようにラストスパートで追い込む、なんていうこともできるわけです。これも全てゴールが分かっていて自分の実力が分かっているから上手に調整ができるわけです。

これがマネジメント側にいくとそうもいきません。通常スタッフは自分より経験値がありませんので、自分よりはちゃんとできません。仕事も遅いです。効率も悪いです。しかもどのくらいのスピードで仕事ができるかとかその人の予定がどうなっているかとかも自分ではないので分かりませんよね。それでもマネジメントとしては期日までに自分の思った成果を上げなければ仕事をしたことになりません。しかも自分でやるのではなく、自分以外の人にやってもらう、という条件付きなのです。そして人の責任にすることは許されません。

どうですか?なんか聞いているだけでストレスになりませんか?そうなんです、マネジメントとはストレスだらけなんです。自分でやらないのに責任だけは取らないといけない仕事なんです。私もマネジメントの仕事について5年くらいになりますが、未だにちゃんとできません。5年前よりは少しは上達した気はしますけど。マネジメントの難しいところは、自分以外の人にやってもらう、というところなんです。つまり、実際に作業する人のことをちゃんと把握していないとマネジメントできないんです。これが難しい・・・。相手はロボットではありませんから、周りの状況に合わせて心理的変化があります。家族が突然病気になって家族のことが心配で仕事がうまく進まないかもしれない。週末に遊びに行くのが楽しみでそのことばっかり考えて仕事に集中できないときも。個人ごとに事情が違うわけです。そんな事情にもめげずにちゃんと働いてもらって、自分が思っている成果を出してもらうには、相手の心理を変更するか相手の心理に合わせて仕事を調整するかなど色々な戦略が必要になってきます。

マネジメントの話をし出すと長くなるので止めておきますが、このようにマネジメントの仕事はとても難しいんです。私としてはマネジメントの仕事を最初からできる人はいないと思います。その辺の社長さんだってちゃんとできているかは微妙なところだと思います。逆に言えばマネジメントができれば仕事を失うことはないとさえ思います。AIの時代とか何とか言ってますが、上述の仕事をロボットができると思いますか?人間の心理に合わせて仕事を調整する。こんな仕事人間にしかできないと思います。だからマネジメントの仕事はなくならないと考えています。マネジメントする中で「Aさん」にやってもらっていた仕事を「AI」にやってもらう、という選択をすることはあるかもしれませんけど、それも結局マネジメントが決めているのです。これも決められた期日までに自分の思う成果を上げるための手段の一つです。

マネジメントの仕事は結果責任なんです。どんな小さな課題でも同じです。とすれば責任は重大です。こんな大事な仕事を経験値が浅く、給料が安い人に任せるなんて普通はないわけです。大きい会社であれば部長クラス、年収数千万円の人が担う仕事なわけです。年収は責任の裏返しです。リスク度合いと言ってもいいかもしれません。だから、会社側からすればリスクを取っている人に対して給料を払わない、ということはないわけです。

ですが、上述したように小さな会社では人数に限りがあるため、そんなことも言ってられませんので、給料が安い人にもマネジメントを任せることになります。給料は大きい会社の主任クラスなのに、責任は事業部長くらいだったり・・・。

この状況は当然文句を言ってよい状況です。ところが、よく考えてみてください。大きい会社の事業部長クラスの仕事にチャレンジする機会を与えられているわけです。大きい会社の事業部長クラスであれば年収数千万円ですよ。つまりあなたがそのような仕事を行っているとしたらそれだけの価値ある仕事ができる人材になっているということです。

そんなあなたが労働市場(転職市場)に出たらもう引っ張りだこでしょう。市場価格で折り合う会社に転職してもいいでしょうし、もっとスキルを高めたいということで自分のスキルアップ、弱いスキルの補強もしくは強みを伸ばせるような経験が積める会社に転職するのもいいでしょう。それはあなたの方向性次第で選び放題です。なぜならあなたはもうマネジメントという強力なスキルを身に付けているからです。

マネジメントのスキルはサラリーマンの最大かつ最強のスキルです。何かの職人芸がある人以外は最終的にマネジメントにならない限り給料は上がりません。もちろん、先程の例で言う人事部で頑張る!というのもいいと思います。そうすれば人事のことについては誰にも負けない専門性が身につき、それで生計を立てることもできるでしょう。それも職人芸の一つです。そういう方は人事の市場でどんどん活躍ができると思います。

まとめ:大きくステップアップするチャンスととらえよう

いかがでしたでしょうか。小さな会社で給料が安いからと言ってめげる必要は全くありません。むしろ大きくジャンプアップするパワーを蓄えられる場所なのです。各分野の専門性を身に付けて羽ばたくのもよし、特に専門性がない、見つからない、分からない、ということであれば、とりあえずマネジメントのスキルを身に付ける。やりたいこと、極めたいことが見つかったらそちらにシフトしていく。これからの世の中で生き残っていくには、専門性かマネジメントスキルのどちらかが必要です。分野は問いません。どちらのスキルも一朝一夕に身に付けられるものではありません。しかし、時間を掛ければ誰もが身に付けられるスキルでもあります。ぜひチャンスを掴んでいきましょう!

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!