独学

【USCPAの独学①】USCPAの学習を始める前にやっておくべきこと【前提知識が必要です】

最近は転職市場で有利になるからか、はたまた海外就職や海外移住にチャレンジしたいからなのか、USCPA(米国公認会計士)にチャレンジする方が多くなってきたようです。

USCPAは簡単だとか、USCPAは意味ないということもちらほら聞きますが、USCPAはアメリカの公認会計士の資格ですから会計の専門家の登竜門になるための資格です。

独学でUSCPAを目指される方もいると思いますが、USCPAの勉強を始める前に必要となる前提知識について解説します。

【結論】USCPAの学習開始前に[英語力+簿記+英文会計]の3点セットの知識が必要

USCPAはアメリカの公認会計士の資格です。

アメリカでは大学で会計等を専門に学んだ人が最終的に目指すゴールがUSCPAなのです。

つまり、USCPAはアメリカの資格ですからアメリカ人の受験生が多いわけですが、それに加えて会計を専門に勉強した方が受験する資格ということです。

最近ではグローバル化の流れの中で、USCPAはアメリカ人以外も受験しています。

日本人、中国人、韓国人などです。

しかし、外国人だからといってアメリカ人より点数が取れなくても合格させてくれるか、外国人だからハンディキャップがもらえるかといえばそんなことはありません。

当然アメリカ人と同じ土俵で採点されるわけです。

そうなれば、まずは英語力が桁違いに違いますし、普段から経理部にいて経理の実務をこなしている方ならまだしも、経理の知識や会計のバックグラウンドがない方は会計の知識もないわけです。

経理部にいる方であっても今の実務を英語でできる方でないとUSCPAには到底太刀打ちできません。

つまり、USCPAを目指すのであれば大前提として、「英語力+簿記+英文会計」の知識が絶対的に必要なのです。

これらが揃って初めてUSCPAの学習のスタート地点に立てます。

【理由】前提知識がないと学習効率が上がらない[合格が遅くなる]

「英語力+簿記+英文会計」の知識がUSCPAの学習をスタートする前提として絶対的に必要なこととお伝えしました。

USCPAを目指すにあたって予備校を利用するのであれば、これらの前提知識を合わせて予備校でカバーしてくれるのでしょうが、独学でUSCPAを目指す方はこれら一つ一つを自分で勉強しないといけません。

USCPAはアメリカ人でアメリカで会計を専門的に専攻した人が最後の仕上げに受験する資格なので、同じスタート地点に立ってからUSCPAの本格的な学習を開始しないと学習効率が上がらず、結果的に合格が遅くなってしまうのです。

遠回りに感じるかもしれませんが、きちんと前提知識を積み上げてからUSCPAの学習を始めた方が結果的には早く合格できると思います。

【オススメ学習目安】USCPAの学習前にやっておくと勉強効率がアップし、早期合格が可能です

前提知識に必要なことは「英語力+簿記+英文会計」とお伝えしました。

ここでは具体的に何をやればいいのかを紹介します。

英語力

当たり前ですが、USCPAはアメリカの資格なので問題も回答も全て英語で行われます。

日本語は一切出てきません。

つまり、ある程度の英語力がなければ問題を読むこともできないのです。

USCPAのマルチでは概ね1問につき60秒~90秒くらいで回答しなければなりません。

120秒も使っていたら解き終えることができないでしょう。

このスピード感で100問程度を回答しきらなければならないのがUSCPAですから、まずは英文を読むスピードがある程度早くないと話になりません。

マルチに加えてエッセイ問題も出題されますから読むだけでなく英文を書く能力(ライティング力)もそれなりに必要です。

しかも会計の専門家としてのライティング力が求められているのですから、お友達に手紙を書くようなレベルの英語ではダメということです。

USCPAは公認会計士の資格で、最終的なゴールは企業や政府の会計監査報告書を作成し、そこに自分の名前をサインすることです。

つまり、自分の責任において会計監査報告書を世の中の株主や投資家に出すわけですから、お友達宛てに書くレベルの英語力ではお話にならないことは当然でしょう。

むしろ恥ずかしくてそんな英文では出せないと思います。

ですから、USCPAを目指すのであればある程度の英語力は必須です。

私の個人的な英語力の目安としては最低TOEIC800点、英検準1級レベルは必要でしょう。

USCPAの勉強に限らず、これからの時代は英語で仕事ができることが当然になりますから、英語力が足りていない人は今すぐ英語力の底上げを図ってください。

話はそれからです。

最近はスマホで学習できる教材オンラインで学べる英会話などが増えてきました。

下記の教材は特に人気ですので、英語力を早急に高めたい方はのぞいてみてください。

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アクエスさんの英語プログラムはメンタリストDaiGoさんが最近始めたそうなので、初級者~中級者向けにはよさそうです。

上級者向けではないので、英語が得意な人は申し込まないで下さいね。

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簿記

USCPAはアメリカの公認会計士の資格です。

その名の通り”会計の専門家”なので会計についてはこの資格の土台になるものです。

ある意味”できて当然”の項目になります。

USCPAは公認会計士の資格なわけですが、公認会計士と言っても会計だけ分かっていれば仕事ができるわけではありません。

公認会計士の仕事は、政府や企業が作成した財務諸表(成績表のようなもの)を専門家の立場からチェックして、その財務諸表が概ね確からしいかどうかについて専門家としての意見を述べることにあります。

公認会計士がチェックする財務諸表も最近はコンピューター(会計システム)によって作成されることがほとんどです。

そうなるとコンピューター(IT)の知識が必要です。

財務諸表の中には未来を予想して記載されている項目もありますから未来がどうなるのかを確からしさを以って確認するために、経済学の知識や統計学の知識も必要になるのです。

また、法律に則ってビジネスを行ってることが前提ですから、会社法や税法などの法律の知識も必要です。

こうしてみると、USCPAの仕事は会計の知識を土台にして、その上で様々な学問を参照しながらこなしていくものであり、会計は基礎の基礎と言えます。

ですから、USCPAを目指すのであれば、会計の知識はUSCPAの学習前に必要となるのです。

私もUSCPAを目指す前に会計の知識を学ぶところから始めました。

会計の知識を学ぶのであれば、王道は「日商簿記」です。

日商簿記の3級および2級まで取得していれば、USCPAの学習をスタートする基礎が整っていると言えるでしょう。

ちなみに、日商簿記3級は約1週間日商簿記2級は約1ヶ月程度の学習期間で一通り学べると思います。

ただし、必ず3級から始めてください。

3級がきちんと分かっていれば2級はその応用ですので理解がスムーズかと思います。

逆に3級がきちんと理解できていないのに2級に取り掛かってしまうと理解が進まずに挫折してしまうかもしれないので、ここは急がず慌てず3級の内容をきちんと固めるようにしてください。

簿記の基礎を学ぶには下記の書籍がオススメです。

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感想(72件)

英文会計

英文会計は簿記の英語版です。

内容は簿記と同じですが、USCPAは全て英語で試験が行われますから簿記の勉強を英語で行っておく必要があります。

USCPAはアメリカの公認会計士の試験ですから、当然アメリカの会計ルールについて出題されるわけですが、最近では会計ルールは世界統一の方向に向かっている傾向にありますから、国際会計基準や国際財務報告基準(IFRS:International Financial Reporting Standard)に関する出題もありますので、英文会計を勉強する場合はIFRSの内容、特にアメリカのルールとの違いや日本の簿記のルールとの違いなども勉強する必要があります。

幸い簿記の基本ルールなどはアメリカでも同じですから、簿記を英語で学ぶくらいの感覚でも大丈夫です。

最近では英文会計の資格も登場していますので、肩慣らしに受験してみてもいと思います。

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BATICの書籍に関しては以下を参考にしてください。
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ゼロからはじめる英文会計入門〈第3版〉【電子書籍】[ 建宮努 ]

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感想(0件)

まとめ:急がば回れでじっくりしかし確実に前提知識を得てからUSCPAの学習を開始しよう

USCPAは「英語力+簿記+英文会計」の3点セットの前提が揃ってからようやく勉強スタートできる資格です。

焦らず急がずそれぞれのしっかり基礎を固めてからUSCPAの学習に入っていてください。

結果的に早く合格できる可能性が高いと思いますよ。

USCPAについて情報収集したい、他の人がどうやっているのか聞いてみたいという方はアビタスさんが無料セミナーをやっていますので、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!