一昔前は学生も社会人も日本人はこぞって海外に留学に行っていました。留学先はアメリカ、イギリスなどの欧米が中心で、彼らはそれこそ時代の最先端を学んでそれらを日本に持ち帰り、日本をジャパンアズナンバーワンと言われるまでに引き上げた功労者たちでした。
最近は日本から海外に留学する人は大幅に減りました。もちろん少子化の影響で人口が減少していることもありますが、肌感覚として日本人のマインドが落ち込んでいるような気がしてなりません。
内向き・下向き・後ろ向きな人が多い気がします。
そんな暗い日本ですが、今回の東京オリンピックのメダルラッシュは日本に希望をもたらしました。日本の若い方は素晴らしいエネルギーを持っています。ですから、少数派になったとはいえ、今から海外への留学を検討している方には心から敬意を表したいと思います。私も学生時代には留学しようかと思っていた身ですが、一歩を踏み出すことができず今海外駐在という経験の中で苦労しています。
ですからこれから留学する方、留学に興味を持たれている方にはぜひ海外留学に行って頂き、豊かな人生を切り開いていって頂きたいと思います。
しかし、一点だけ注意点があります。
それは留学する目的が日本で就職するためということであれば、それだけでは物足りないということです。
留学経験は就職に本当に有利なのか?
留学経験そのものは素晴らしいものです。留学に行ける方は全員何が何でも行った方がいいと思います。やはり現実の体験に勝る経験値はありません。現地に足を踏み入れ、現地に身を置いて、現地の空気を吸うことがなによりもの財産となります。
しかし、もし海外留学を就職を有利にするためという目的で行かれるなら注意が必要です。
確かに留学経験は就職には有利になります。しかし留学経験者が志望するような企業は同じような属性の応募者が集まりますから、同類の経験を積んでいるツワモノ揃いの可能性が高いのです。ですから、留学経験そのものがコモディティ化している可能性があり、その場合は留学経験があるというだけではなかなか就職での決定打にはならないことになります。
留学経験だけでは不安が無くならない理由
就職活動を始めてみるとわかりますが、就職活動時には人生始まって以来初めて「自分の強み」を披露させられる機会が突如として出現します。日本人はあまり自分の自慢話などを他人に話すことを良しとしない文化の中で育ってきましたから、いきなり「自分の強みは何ですか?」と聞かれてもサッパリわからないと思います。
そうなると人に分かりやすく理解してもらえる経験・体験から自分の強み、他人と差別化できる部分(差異)を探そうとします。とはいえ、20代そこそこでそれほど他人と差がある人生を送っている人は多くありませんから、みんな似たり寄ったりの内容になるのです。
その中でわかりやすい体験が海外留学です。
海外留学自体はそれはそれで非常に貴重な体験ですし、自分のオリジナルの経験ですからなによりも貴重な体験です。ところが、みなが同じように「留学体験」を持ち出すと、会社としてはすべて同じように見えてしまうのです。一言で留学と言っても、当然個人ごとに全く別の体験をしているにもかからわずひとまとめにされてしまうのです。
なんとも悲しい、虚しい気持ちになりますが、会社側からすれば会社に貢献してくれる人を採用したいわけですから、「この人はなにができて、どんな貢献をうちの会社にもたらしてくれるのかな?」という目線でしか見ていません。そうなると、「留学」という経験を持っている人は会社からすれば「異文化への理解」と「英語力(言語力)」が会社のために使える武器(これから磨けば使えるようになる可能性のある武器)という見方をしているのです。
まあ学生の留学目的は大体は「語学力のアップ」でしょうから、この結論はしかたがないことですが、そうなると、留学経験者はみんなこの「異文化への理解」と「英語力」はある程度備わっているわけですから、そうなるとあとは”点数”とか”留学した学校”などの物差しで測られることになります。
こうなったら「留学経験」という唯一無二の体験を持っているにもかかわらず、それを評価してくれない現実があるため、たとえ留学経験があったとしても、どんなにオリジナルでもう二度と体験できない経験を持っていたとしても、会社からはそのように切り捨てられてしまい、不安はぬぐえないのです。
悲しいですが、これが現実です。
語学力は仕事の基礎力。基礎の上に乗せるべきもの。
しかし、ここで落ち込まないでください。留学の経験自体はあなた自身だけの、だれにも奪われない本当に貴重な一生の宝物です。ですから、「なんだ、留学は就職に役立たないのか。じゃあ留学はやめておこう」とは思わないでください!
留学することで、あなたの英語力は短期間のうちに飛躍的に高まったことでしょう。外国語が話せるというのは本当に素晴らしいことです。それは今後の人生にぜひ活かして頂きたいと思います。しかし、現実的には外国語を操れる人はたくさんいます。残念ながら、少し留学した程度では上級者入りはできないのが現実です。もしあなたが”語学で”ご飯を食べていきたいのであれば、もっと極める必要がありますが、そうではなく、英語を使って仕事がしたい、英語を活かしてグローバルに活躍したい、国際的な仕事がしたい、と思っているのであれば、留学後の英語力で十分です。
ただし、英語力だけでは物足りないのが現実です。
つまり、英語力を「基礎」にして、その上に「自分の専門性」を乗せるのです。
「英語力×専門性」にできた途端、急にライバルが減ります。なぜなら、英語ができる人はたくさんいる、専門家と称される人はそこそこいる、だけど両方を併せ持った人となると一気に数が減るのです。
だからこそそれほど英語力がなくても(留学を終えたあなたの英語力なら十分ですが)、専門性がそこまで高くなくとも、ライバルが少ない状況ですから多くのチャンスに巡り合える可能性が飛躍的に高まるのです。
語学+専門知識=就職の幅拡大!チャンス到来!
留学を目指すくらい日本国外に目が向いている方ですから、将来はグローバルに働くことをオススメします。ぜひ国境をまたいでバリバリ仕事できる環境に身を置いてほしいと思います。
とはいえ、なにを勉強したらいいのか、専門性ってどうやって獲得すればいいのか、と疑問を持たれるでしょう。
世の中には様々な専門がありますから、選ぶのも大変かもしれません。ご自分でこれをやりたい!と決めている方はそちらを極めて頂ければいいですが、もしまだ決まっていない、決める前に色々見てみたいという方であれば、私はUSCPAをオススメします。
USCPAは日本では米国公認会計士と言われていて、いわゆるアメリカのウォール街などの金融界で働く株式市場の番人と呼ばれている人たちになるための資格です。
金融?私には関係ない。
そう思った方!これが実は大きく関係しています。会社というのはお客さんがいなければ会社の存在意義がありません。ですから世の中に存在している会社という会社は全てお客さんがいるから成り立っているのです。ということは、すべての会社はどこかの会社とつながっていて、それらの代表選手が集結しているのが金融マーケットなのです。
そんな会社の代表の代表みたいな会社を見ているのがUSCPAですから、企業活動におけるあらゆる知識を持っている必要があり、そのためにUSCPAを取得するためにはこれらの基礎となる内容を広く浅く勉強する必要があるのです。
ということは、USCPAを学習してみることで、世の中の企業活動に必要なあらゆることが一気に学習できることになります。しかも、アメリカの資格ですから英語力もアップできるので、英語力のブラッシュアップにもつながります。
ですから、留学を終えた方はその勢いをそのままにしてぜひUSCPAにチャレンジしてください!留学で引き上げた英語力をさらに引き上げるために有効ですし、なによりも専門知識が手に入りますから、”留学組”のライバルとまったく違う土俵で戦うことができるようになります。
留学後の学習計画を立てるためにも、まずはUSCPAについて情報を集め始めてください、
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この2つを持って就職活動に臨んでください。
就職できたら、ぜひ数年後には海外に行って働き、グローバルに活躍してください!
応援しています。
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