USCPAのフィリピンライフ
USCPAの転職

【USCPAの転職】20代でUSCPAとして転職したいけど転職先を決められないならココ一択でOK!

USCPA(米国公認会計士)の資格を取得して転職するケースが増えているようです。

USCPAをご存じない方は下記からUSCPAについて学べます。
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中でも20代でUSCPAを取得し、転職するツワモノもいるようですね。

ただ、私が心配しているのは、20代でやりたいことなんて決まっているんでしょうか。

もちろん自分のやりたいことが決まっているならそれに邁進&猛進していってもらえればいいと思いますが、私が20代の頃を振り返ってみても「自分のやりたいこと」なんてぼや~っとしたものしかなかった気がしますし、じゃあ当時思い描いていた内容と今やりたいことが一致しているかと言えばそうでもない気がします。

そんな私と同じ悩みや不安を持っている20代の方へお伝えしたいと思います。

【結論】20代USCPAの迷える子羊の転職先は監査法人で決まり!

20代は若さもあり元気いっぱいでまだまだ何でもできそうな感じですよね。

働き始めると分かると思いますが、将来が不安になります。

私も同じでした。

とりあえず就職できたけど、このままでいいのだろうか。

この会社でずっと働くと将来はあるのだろうか。

私が頑張った30年後はあそこに座っている上司と同じなのか。

常にそんな不安を抱えながら、毎日自問自答していたような気がします。

会社というのは世の中にたくさんありますから、自分にはもっと合う会社があるんじゃないかとか、もっと自分を評価してくれる会社があるのではなど色々考えちゃうものです。

隣の芝生は青く見えるっていうのもそうですね。

とは言っても、実際に隣の芝生に行ってみたら、遠目では青く見えるものの、近寄ってみたら虫だらけだったとか、青く塗ってただけだったとか、そういうことも有り得ます(笑)。

かといって、「あ、こりゃ間違えた!」と思っても、そんなすぐに辞めるわけにはいきません。

入社したばかりですし、次の会社でも同様のことが生じたら困ります。

そんなことを繰り返していたら、転職族になってしまい、いつまで経っても腰を据えて経験値をためることができません。

仕事においてはなによりも最初に経験値をためる作業が重要なので、それをすっ飛ばしてしまうとその後に躍進するのは相当難しくなってしまいます。

でも本音は隣の青い芝生を見に行きたいですよね。

しかも、相当近くまで行って、虫がいるかどうか、フェイクじゃないかどうかが分かるまでくらいは知りたいですよね。

しかもそれなりの時間をかけて見たいと思うはずです。

実はこれが実現できる仕事があるんです!

それが「監査法人」です。

監査法人というのは、企業が作った財務諸表(成績表みたいなもの)が大体合っているかどうかをチェックする責任を負う会社です。

特に株式市場に上場しているような会社であれば、四半期に一回、株主や投資家のために株式市場に会社の成績表を公開しなければならないのです。

これは株式市場に上場している会社の義務です。

例外は認められません。

しかし、成績表は会社が自分で作ったものです。

自分で作っただけの成績表の内容を信じることができますか。

成績表ですからそりゃ自分の都合のいいように採点している可能性はありますよね。

もしくはそのような疑いの目が向けられてもおかしくないです。

このように、第三者が見るときに疑いを向けられないように、会社とは全く独立した機関がチェックした方が信頼性が高まります。

そこで、監査法人というプロフェッショナル集団がその会社の成績表をチェックして、「大体合ってそうですよ」っていうお墨付きを与えるわけです。

とりあえず会社と関係ないプロがチェックしてくれてるんだから、まあ信頼してもいいかってことで、その会社の成績表を見て投資家は投資するかどうか判断するわけです。

このように監査法人というのは、市場の信頼を保つための重要な役割を担っているのです。

会社の成績表をチェックするといっても、そんなに簡単なことではありません。

しっかりと会社の中に潜入(?)して、会社の人から色々話を聞いたり、会社の人が作った資料をチェックしたりして判断していきます。

これをおこなうために、約1か月間はその会社にピッタリ張り付いて、その会社のことを色々調べるのです。

これを1年に4回は行うのですから、それなりにその会社のことについて知れるわけです。

こういった仕事を同時に何社もかかえ、一度にたくさんの会社の中身を見学(?)できるわけですから、こんなにお得な職業はないでしょう。

しかも会社の成績表まで見ることができるんです。

簡単に言えば、どんな財産をどれだけ持っていて、儲かっているのか儲かっていないのか、今後儲かるのか儲からないのかまで分かってしまうということです。

世の中にはいろんな会社がありますが、他の会社の身体検査の結果までじっくり見られる、しかも同時並行で複数社の内容を見られるというのは監査法人くらいしかないのかなと思います。

監査法人での仕事を通して、「あ~この会社いいなあ」とか「こんな素晴らしい福利厚生があるのかあ、給料もいいなあ」とか自分が理想とする会社や、逆にこんな会社は嫌だなあとか”自分に合う会社像”が見えてくると思います。

1か月間も現場にいれば、実際に働いている人と仲良くなりますから、会社の内情やその業界の特性なども分かるようになります。

ですから、20代でUSCPAとして転職先に迷っているなら監査法人は断然オススメです!

【USCPAの転職①】USCPAが転職するなら転職市場のブルーオーシャンを狙うと人生変えられます

【理由】監査法人で得られる経験値が半端ない(ただし、20代限定!)

監査法人で働くことによって得られるメリットは上記で解説した通りですが、20代の方にとっては仕事そのものにもメリットがあります。

それは仕事の下積みを経験できるということです。

下積みを馬鹿にする人がいますが、下積みを経験していない人が上司になってしまった時は部下の気持ちが分からず、マネジメントがうまくいかないことがしばしばあります。

特にある程度年齢がいってしまうと、下積みをしたくてもできなくなりますから、下積みの経験というのは20代の方限定です。

監査法人に入った時の最初の仕事は、クライアントの経理部に置いてある現金をカウントして帳簿と合致しているかを確認したり、債権債務の残高確認状を客先や仕入先に郵送するために、レターを作って印刷したり、封筒に詰めて郵便局に持っていったりする作業です。

これらが監査法人における末端の仕事になりますが、これも重要な仕事です。

これらの仕事の結果を自分の上司に報告、上司の指摘によって作業をやり直したり、報告書を修正したりして徐々に完成に近づけていくのです。

そして自分のおこなった仕事が自分より上の階層でまとめ上げられ、最終的に監査法人としての報告書に仕上げられて株式市場や金融庁に報告されるのです。

このような仕事の内容、その仕事の結果がどのようにブラッシュアップされ、最終的にどのような成果物になってどこに報告されるのかなど世の中の動きが自分の仕事からつながっていることが実感できるのです。

自分が平社員だったとしても、上司の仕事も見えますからそこからマネジメントの方法なども研究することができます。

上司のやり方が自分に合わないこともあるでしょう。

「自分だったらこうするのに」といった感想を持つこともあります。

こういった感想を大事に、少しずつ自分の中で積み上げていくことで自分の中でのマネジメントスタイルが確立していきます。

また、監査法人の仕事にはすべて期限があります。

しかも株式市場や金融庁から言われている期限ですので、遅れた場合の影響度が大きいため、期限は絶対です。

しかし、仕事というのは決められたスケジュールで進むことはまれです。

そんなにうまくいかないのです。

そうは言っても、期限は変えられませんからそうなると期限に間に合うように仕事をこなす必要があり、残業も多くなります。

必然と仕事量も労働時間も多くなりますから体力は付くし、精神力も爆発的に鍛えられるのです。

このようにして、短期間のうちにものすごい経験値と莫大な知識をえられるのが監査法人です。

だから20代の体力があるうちはぜひ監査法人に身を投じてガンガン知識と経験値をゲットしてください!

【USCPAの転職②】USCPAの転職先は転職エージェントに相談して潜在能力を引き出してもらうのが正解

監査法人に転職したらその時から将来をみすえるべし!

監査法人は圧倒的な仕事量から莫大な知識と経験値を得られる職場なのです。

しかし、残念ながらそんなに長く働くことは難しいです。

なぜなら人は年を取りますから、年齢を重ねるごとに体力や精神力が衰えていくため、20代の頃のような爆発的なパワーを発揮できなくなってきます。

ですから、20代で監査法人に入ることはOKですが、ずっとその現場にいることはできないでしょう。

監査法人の現場経験は5~6年もあれば十分ではないでしょうか。

監査法人に入ったら、自分の将来を真剣に考えてみてください。

もちろん監査という仕事が好きになったら、それを続けるのもアリです。

USCPAでは難しいですが、パートナーという最高峰まで上り詰めれば、年収数千万円は約束されています。

監査法人で監査をしている中で、会社の人に色々アドバイスを求められることもあります。

そこで人に色々とアドバイスをする仕事が向いているなあと思ったら、コンサルティング会社を将来的に視野に入れるのもアリです。

監査法人では会計の仕事ばかりでなく、税務の仕事もあります。

税務に興味があるなら税務の専門家の道に行ってもいいでしょう。

当初追い求めていた青い芝生が本当にあったら、そういった自分の理想の会社に転職するのもアリです。

このように、監査法人に入社したら、下積みは頑張るものの、それを通して将来自分はどうしたいのかを真剣に考えてみてください。

きっといい人生が送れると思います。

まとめ:20代のUSCPA転職は慎重かつ大胆に!迷ったら監査法人で大丈夫!

20代の転職は注意が必要です。

しかし、自分自身で迷う時期というのはあってもいいと思います。

迷った結果、自分にピッタリな転職先が見つかる可能性もあります。

真剣に迷っていればなおさらです。

もしどうしても決められないというなら、監査法人がオススメです。

監査法人でじっくり下積みし、世の中の流れ、ビジネスのやり方を学んでおきましょう。

そしてタイミングをみて羽ばたいてください!

まだ転職サイトに登録してない方はぜひ登録しましょう。

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ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!
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