USCPAのフィリピンライフ
USCPAの転職

【海外転職】海外未経験からUSCPAを取得して海外転職できた

最近はグローバル化の流れの中で、日本人の間でも海外就職・海外転職が増えてきた気がする。

一昔前であればジャパンアズナンバーワンといわれた時代があったようで、戦後の焼け野原の中から強大なアメリカのビジネスに追い付け追い越せということでたくさんの日本人が社費でアメリカに送り込まれ、アメリカ流を学び、そして自社に持ち帰って海外駐在員として世界に出て行ったらしい。

日本人はもともと海外に出ていくことには慣れていたはずだ。

それがいつの間にか内向きになり、海外に出ていかなくなってしまったのはとても残念なことである。

日本人が海外に出ていく時代が再来した。

これをチャンスととらえてどんどん海外経験を積んでほしいと思うのだが、手ぶらで海外に出るのも心もとない。

そこで私はUSCPA(米国公認会計士)の資格を携えて海外に出ることをお勧めしたい。

【結論】海外未経験でもUSCPAがあれば海外転職できた

私は海外に出ていく前に日本で10年近く働いていた。

生まれてからそれまで留学を含めて旅行以外で海外に行ったことはなかった。

仕事においてはなによりも経験を重視されることが多いだろう。

しかし、仕事というのは経験値や成果が主観的なものなので結構説明が難しい。

イメージで話していても相手が自分が話していることと同じような想像をしてくれるかどうかは分からない。

せっかく前向きですばらしい成果が出せる人なのに相手がそのように受け取らなかったら、もしくはそれほどまでにすばらしい人だという認識ができなかったらそこまでなのである。

せっかくその会社に貢献できるだけの十分な実績が自分の中にあるにもかかわらず相手に分かってもらえないのは何とも悲しい。

そこで大きな武器になるのが資格だ。

資格は資格に過ぎない。

確かにそのとおりである。

しかし、資格を保有しているというのは事実として動かしようがない。

しかもその資格を取得するだけのプロセスを踏んできたという証明でもある。

どんな資格でもそうだが、資格というのはそれを得るために一定以上の努力が必要となる。

医師免許を持っている人がいれば、医師免許を持つまでに必要な努力は積み上げてきたということは言わなくても聞かなくても分かるだろう。

つまり、資格保有者は資格を保有しているということが相手に伝わるだけで相手が勝手にそれなりのストーリーを描き、勝手に評価してくれるということなのだ。

先程の実務経験だけ持っているパターンとは雲泥の差だ。

これを海外転職・海外就職にも応用すればいい。

私は海外未経験だったが、USCPAを保有していた。

そこでUSCPAの求人を紹介してもらったが次から次への紹介してもらえた。

特段私からなにかアピールしたわけではない。

求人が勝手に舞い込んでくるのだ。

私の人となりも知らないのによくもまあ色々オファーがあるもんだなあと思った。

これも結局資格の威力だろう。

USCPAを持っているんだから、英語は大丈夫、会計の知識はある、資格を取得するだけの熱意と計画性はあるからきっと仕事もうまくいく人なんだろう。。。そういう評価になるらしい。

まあ転職なんてテキトーなものだなあと思ったが、そんなもんである。

しかしUSCPAを持っていなかったらこんなにうまくいったかどうかは分からない。

USCPAさまさまだ。

別にUSCPAじゃなくてもいいとは思うが、USCPAはバランスよく様々な能力を磨けるので海外就職・海外転職にチャレンジしたいと思っている人にはちょうどいい資格だと思う。

私は他にもEA(米国税理士)の資格も持っているが、こちらは税務に特化しているので税務を専門的に英語で勉強したい人にはお勧めだ。

EAも立派なアメリカの国家資格で、合格すればアメリカの国税庁(IRS)に税理士登録できる。

【理由】USCPAを保有していることで能力は説明不要。あとはやる気のアピール次第!

資格は資格でしかなく、自分が仕事ができるかどうかは証明してくれない。

しかし、仕事の経験をいくらしゃべったところでそれを評価するのもまた難しい。

私もフィリピンにきて何人もの面接を行ったが、履歴書を見て、面接して、仕事の経験を聞き込んだところで結局その人が仕事ができるかどうかは判断できなかった。

このくらいの経験があるなら仕事ができるだろうと思って採用しても、思ったほどの能力は発揮できなかったケースが多い。

履歴書は嘘ではないと思う。

しかし、履歴書はよく見せていることが多いので実際に仕事ができるかどうかまでは分からないのだ。

しかし、公認会計士を採用した時は違った。

履歴書には大したことは書いていなかった。

しかし、公認会計士の資格を持ち、何年も経験を積んでいることは分かった。

採用してみたところ、仕事はバリバリこなせた。

なにより自学自習ができる人だった。

ヒントさえ与えれば、1から10まで教えなくても、最初の2くらいまで教えればあとは自分で調べたり、ほかの人に聞いたりして残りの3から10は自分で勉強していた。

これぞ有資格者の特徴だと思う。

資格を取得するためには、資格を取るまでの過程が存在する。

資格の内容を知り、対策を考え、資格に必要な内容をひたすら学習してレベルを上げていく。

途中で挫折しそうになるから最後までやり通すだけのやる気と意思、動機が不可欠だ。

資格だから結果がすべてだ。

いくら勉強したところでその過程なんてまったく評価されない。

頑張ったか頑張っていないかは資格取得に関係ない。

合格しなければ意味はない。

そういった合格しなければならないプレッシャーにも耐え抜かなければならないのだ。

有資格者というのはこれら一連のストーリーを必ず持っている。

このストーリーを持っているかどうかが仕事の成否を分けるといっても過言ではない。

有資格者はどんな仕事であれ資格取得時と似たような過程を経ることで十分に仕事で成果を出す存在になるのだ。

ただし、これは能力の問題だけなので、必要条件にはなり得るが十分条件にはならない。

いくら有資格者であってもやる気がなかったら成果は思ったようには出ない。

やる気はその会社の体質にもよるだろうが、やる気は与えられない。

自分で持つべきである。

自分なりのその会社で働くモチベーションがあれば必ず成果を出し、その会社に貢献することができると思う。

「資格+やる気」のセットで海外就職・海外転職は十分に可能だ。

【海外転職時の注意!】USCPAがあれば海外転職は可能。ただし、専門職は経験値(実務経験)が必要。これも職種次第。

海外転職してみて分かったが、海外でも日本人の募集は盛んである。

なにより私自身が自分のチームに引き入れたい日本人を探しているのだ。

しかしこれが全然見つからない。

すでに3年以上探しているのだが一向に見つからない。

面接で落としまくっているからだとか言われることがあるがそんなことはなく、そもそも応募がない。

というかその前に母数がない。

つまり、日本人の応募が全然ないのだ。

なにも私の会社だけではない。

知り合いに聞いてもみんな日本人を探しているのだが全然採用できないらしい。

たまにいたと思って面接に呼んでも、面接日までに別の会社に決まってしまったということが多い。

つまり日本人は取り合いになっているということだ。

どの企業も日本人を欲しがっているのだ。

別にこれは有資格者だからというわけではない。

実際私のところで募集しているのは有資格者とも限らない。

「社会人経験が2~3年、英語がそこそこ話せて、常識がある方」という募集の仕方をしていても応募すらしてくれないのだ。

これが海外の採用の現実である。

有資格者であればそれはそれでありがたいのだが、そんな贅沢を言っていられる状況ではない。

私の会社に限ったことではないのだから現地で採用活動している企業は本当に大変だと思う。

仕事の量の割に人がいないのだから忙しくなってしまうのは当然である。

有資格者でなくても引く手あまたなのだから有資格者であれば選び放題だろう。

もちろん専門職(経理とか財務など経験値が必要とされる職種)は経験がないと難しいと思うが、未経験で経理をやりたい、財務をやってみたいという人も少ないだろう。

どうしてもやってみたいなら、日本で派遣でもいいから経験を積むことである。

経理や財務は世界共通の仕事なので、国が変わろうが企業が変わろうがやることはほとんど同じだ。

だから日本で経験していればそのまま応用可能だ。

もちろん言語の問題があるので外国語はちゃんと勉強しておいた方がいい。

その点でもUSCPAを勉強していれば、英語で会計や税金の勉強をするので一石二鳥だ。

専門職以外であればUSCPA保有者は比較的どの仕事でも応用可能だ。

英語が話せる、英語で文章が読める書けるとなれば普通のビジネスであれば問題がない。

あとは量をこなすだけなので最初はうまくいかなくても1か月もすればなれるだろう。

それを3年もこなせばもう一人前だ。

USCPAは応用が利く資格なのでこれを活用しない手はないだろう。

まとめ:USCPAを取得して海外転職しよう!

海外では日本人の働き手を募集している。

思っているよりも働く機会はあると思っていい。

就職する機会、応募できる仕事の幅を広げるためにもUSCPAはお勧めしたい。

経理や財務の仕事に就かなくても、英語+ビジネスの勉強ができるUSCPAであれば応用範囲は広い。

これから海外転職・海外就職を目指している方にはぜひお勧めしたいです。

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ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!
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