USCPAのフィリピンライフ
海外転勤者の英語学習方法

【超効率的!単語帳はこれ以外いらない!】大学受験生&社会人はこの単語帳だけ徹底的にしみ込ませればOK!

「英語力=単語力」

こんなフレーズを聞いたことがあるかもしれません。

究極的にはその通りです。

しかし、英単語というのは使い方が分からないと意味がないです。

だから、常に文脈の中での使われ方が分からないと自分の知識にならないのです。

というと、「やっぱり長文読解をしていく中で単語を拾って勉強しないといけないんですね」という方がいます。

これは間違えではないですし、それができるならそれが一番いいです。

しかし、大学受験生や社会人の方で、素早くある一定のレベルまで英語力を引き上げなければならない方にとっては、そんな長文を読んでいる時間はないでしょう。

もっと効率よく英単語を習得する必要があります。

それが私のお勧めする「DUO 3.0」なのです。

こちらです。

DUO 3.0【電子書籍】[ 鈴木陽一 ]

価格:1,188円
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感想(3件)

【結論】この単語帳だけやっておけば大丈夫!

DUOシリーズは私が高校生の時に学校で配られたのが最初の出会いでした。

それほど厚くなく、持ちやすかったのと、紙も見やすかったので、いつもカバンに入れていました。

DUOのすごいところは、私が上述に言ったことを同時に満たせる点です。

1.英単語を文脈の中で覚えなければならない。
2.時間を掛けない。

1については、DUOは覚えるべき単語を使って短い文章を載せているため、これが可能になっています。

つまり、ある一定レベルの英語力に必要な単語をDUO側で選出し、その単語をうまく組み合わせて文章にしてあるのです。

新しい覚えるべき単語の集まりで構成されている文章を文章丸ごと覚えてしまおうという発想です。

例えば、こんな文章が登場します。

We must respect the will of the individual.

この文章で覚えるべき単語は以下です。

respect:尊重する
will:意志
individual:個人

こんな短い一文で、3つも新しい単語を覚えることができるわけです。

しかも、きちんとした文章になっていますから、文脈の中での使い方もこれで分かります。

このような要領で、一文を覚えるだけで数単語をまとめて覚えることができるため、とても効率がいいです。

【理由】単語だけを勉強するための時間を割くのはもったいない!

個人的には長文読解をしながら、その中で新しく出てきた単語を一つずつ覚えていく勉強方法は否定しませんし、最終的にはそのような勉強方法になることでしょう。

英語のプロであっても、日々新しい知らない単語に出会うわけですが、プロは大量の文章を読み込んでいく中で自分で知らない単語をピックアップし、それを単語帳にまとめてオリジナル単語帳を作ってひたすら覚え込んでいます。

まさに仕事が入る度に大量の関連資料を読み漁り、知らない単語(プロレベルになれば固有名詞(特に人名、地域名など)や業界の専門用語(医療用語など))をピックアップし、専門誌等で日本語訳を確認し、自分のオリジナル単語帳にまとめてひたすら暗記して仕事に臨むといいます。

このように長文を読み込んで新しく出てきた単語を拾って覚えるという方法はとてもいい方法です。

しかし、問題があります。

それは時間がかかるということです。

そもそも英語が苦手な人が大量の英文を読みこなすのはとても大変な作業です。

それ自体は悪くないですが、ここでの目的は必要な英単語を覚えるということのはずです。

であれば、必要な、自分が覚えなければならない単語をだけを頭に入れていった方が効率はいいわけです。

しかし、いくら効率がいいからと言って、単語の使い方を無視して単語だけ覚えるのはあまり意味がないのと、すぐに忘れてしまいます。

他の単語帳を否定するつもりはありませんが、よく電車の中で、英単語帳を片手に赤いシートでひたすら隠して単語だけを覚えようとしている学生をたくさん見ました。

その日のテストでは覚えているかもしれませんが、1週間後にはすっかり忘れていることでしょう。で、結局もう一回やり直す羽目になります。

これこそ時間の無駄です。

英単語を覚える時は一回で覚える方が効率がいいのです。

そんなの当たり前じゃないか・・・って言われそうですが、一回で覚えるためには工夫が要ります。人間は重要ではない情報と思ったら、すぐに忘れるようにできています。

ですから、英単語を覚える場合は、脳に重要な情報である旨を認識させる必要があります。

この時にヒントになるのが「関連性」というキーワードです。

つまり、単語だけ単体で覚えようとすると重要な情報と認識されにくいのですが、文章という形で覚えると他の単語とのつながりもあるので、脳が重要な情報だと認識してくれて、覚えやすくなるのです。

1単語覚える方が文章を覚えるよりも簡単じゃないかという気もしますが、脳にとっては文章にしてくれた方が覚えやすいようです。

ですから、結果的に文章で覚えた方が圧倒的に記憶に留まりやすくなるのです。

その結果、少ない勉強量で大量の英単語を覚えることができます。

【使い方】ポイントは時間を掛けないこと!

受験日が決まっている大学受験生や忙しい社会人はどうしても時間が限られています。

当然ながら英単語の暗記ばかりに時間を割けるわけでもありません。

それであればできるだけ時間を掛けず、しかし必要な単語はきちんと覚えられるように効率よく勉強していきたいものです。

DUOはまさにこうした方々向けに作られていると言えるほどよくできた英単語帳です。

私が使っていた時の使い方は以下です。

①DUOが作成した文章をひたすら声に出して読む(起床後)
②文章を読み上げた録音テープを聞き流す(通勤時、電車・バス内)
③DUOが作成した文章をひたすら読む(就寝前)
④1単語ずつ意味を確認する(時間が空いた時。1分でもOK)
⑤空で文章を順番に読み上げる(通勤時、徒歩中)

①については、とにかくまずは読みまくることです。

意味は後からでいいです。

DUOでは文章ごとに日本語訳も書いてあるので、その訳をさらっと見る程度でいいです。

覚えようとしなくていいです。

とにかく声に出して読むことがポイントです。

スラスラ読めるまで繰り返しましょう。

②については、ご丁寧にもDUOはその文章をネイティブの方が読み上げたテープがありますので、それを乗り物の中(電車やバス)でひたすら聞きまくります。

概ね1時間で単語帳一冊分の文章を全部読み上げてくれるので、毎日1冊分の勉強ができるわけです。

既に自分で読んだことのある文章ですから、聞きやすいでしょう。

これで耳からも学習します。

そして、今度自分が読むときにはその発音も真似しましょう。

発音も良くなりますよ。

③については①と同じで、繰り返すことで脳に重要な情報であることを認識させます。

特に就寝前に読むと寝ている間に脳の中で情報が整理され、翌日の朝に再度読み込むことでさらに記憶を強化することができます。

④については、①~③をそれなりの回数こなしてから取り組みましょう。

DUOは英単語帳ですから、各英単語の意味や使い方は当然書いてあります。

しかし、細かい意味や使い方はともかく、どういうニュアンスの単語なのかをつかむようにしましょう。

既に文章では頭に入っているはずですから意味はすんなり理解できると思います。

⑤については、総仕上げです。

今まで何度も読み、聞き、各単語の使い方まで分かっているはずですから、今度は何も見ずに自分で最初から文章を暗唱してみてください。

これまで何度もやっていれば、自然とスラスラ言えるようになっているはずです。

もしまだ言えないようであれば練習不足です。

もっと読み、もっと聞き込んで、背骨で反応できるくらいまでやり込んでください。

ここは実際に口に出してやらないと意味がないので、例えば、家を出てから最寄り駅までの間にやってみるとか、トレイの中でやってみるとか、空いた時間はひたすらDUOの文章を口ずさむようにしてみてください。

まとめ:これだけ買って繰り返して!

DUOは短期間で効率よく必要なレベルまで英単語レベルをを引き上げてくれる画期的な英単語帳です。

私自身もDUOに相当助けられました。

これがなかったら大学受験の時は大変だったに違いありません。

五感をフル活用して、短時間で、効率的に英単語を覚えていってください!

応援しています!

ぜひ一度DUOを手に取ってほしいです!

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ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!
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