USCPAのフィリピンライフ
経理経験とのシナジー

【USCPA】経理業務で転職するならUSCPAとセットで世界へ羽ばたけます【競争を回避しよう】

経理職は応用が利く職種です。

経理職を持っていない会社はありません。

経理職を外注化していることもありますが、それでも全てを外注化することはできません。

会社の数だけ経理職は必要なのです。

それだからこそ活躍の場所は世界中にあるのです。

経理職の方がUSCPAを取得することで視野が広がります。

ぜひ視野を広く持ち、チャンスをしっかりつかんでいってください!

経理実務+USCPA=最強説

経理職は職人の仕事です。

伝統芸能とまではいきませんが、感覚的にはそれに近いものがあると思います。

なんだかはたから見ているだけだと自分にもできそうなきがするけれど、実際にやってみたら全然うまくいかない、できない。

寿司職人にも近いのかもしれません。

寿司は誰にでもにぎれそうです。

しかし、一人前の寿司職人になるのは何年もの修行が必要です。

これが「自分でもできそう」と「自分でできる」の違いです。

経理も同じようなことが言えます。

ルールを勉強すれば経理の実務経験がなくても自分で財務諸表なんて作れそうなものですが、実際の現場では教科書通りに事が運ぶことは少ないわけです。

だから経理のルールを勉強し、理解しただけでは経理の仕事は務まらないのです。

やはり、現場での実践経験が何よりも大事になるのです。

ところが、経理の経験だけあればいいかというとそうでもないのです。

実務から入るのは結構なことですが、実務だけを知っていても経験が体系的に整理されていなければ、応用が利かないので一段上の仕事をすることが難しくなります。

経理の仕事は決められたことを決められた通りに期日内にきっちり仕上げることに重点が置かれています。

経理の仕事は繰り返しの作業が基本なので、一度実務に慣れてしまうとある意味惰性で仕事ができてしまうんです。

その仕事の目的からすればもっと別のやり方をした方がいいとか業務の改善が必要なことがありますが、実務から入っている人はそのあたりの体系的な知識というか業務の意味が理解できていないことが多く、業務を改善するという発想に行きつかないのです。

業務の改善など考えなくても、日々の仕事はそれで回りますから疑問すら抱かないこともあります。

ですから、実務は大事ではあるものの、その実務がどういった位置付けの仕事で、なぜその業務が必要なのか、どんな目的を持った業務なのかなど体系的な知識を理解していることで、よりレベルの高い経理業務を実現できるようになるわけです。

その体系的な知識の整理を行うのに役立つのがUSCPAなのです。

【原則】レッドオーシャンで戦ってはいけない

経理職はどの会社にも必要な職種です。

しかもルールは決められており仕事はその通りにこなすという前提なので、どこの会社でも働けるのです。

このため経理職の方は結構転職はしやすいです。

しかし!

だからこそ注意が必要です。

経理の人は仕事が似通っているため、似通ったスキルを持っている可能性が高いです。

同じスキルレベルなのであれば、その同じスキル者同士で競争が起きるのです。

そしてスキルが同じならその競争に勝てるポイントは一つしかありません。

それは価格競争です。

つまり同じスキルなら給料が低い人の方が競争に勝つ=転職できるということです。

これによって経理職の転職はスキルによっては給料が上がるどころか下がる可能性があるのです。

これが労働市場の原理です。

ですから、本ブログを読んで頂いている方には、この競争に巻き込まれてはほしくないのです。

労働市場はレッドオーシャンで戦ってはなりません。

労働市場の競争から抜け出さなければなりません。

USCPAは海外でも活かせる

経理職はレッドオーシャンの可能性大という話をしました。

なぜなら経理職というのは、会計基準という仕事上のルールが決まっている中で仕事をしているので、同じような似通ったスキルの持ち主が量産されるからです。

しかしこれはもう少し視野を広げれば利点にもなります。

現在は世界的に同じような会計のルールを確立しようという動きが加速しています。

以前は国ごとに会計のルールを決めていました。

しかし、国ごとに会計のルールが異なっていると、企業にお金を出したいと思っている投資家からすれば、国ごとのルールの違いを自分で埋めないと横に並べて企業の業績を比較できず、とても面倒でした。

結局お金を持っている人がルールを決められるということで、世界的に会計ルールは統一していく流れが出来上がったのです。

まだ若干の国ごとのルールの違いはあれど、概ね同じルールになりましたので、国際会計を勉強しておけばどの国でも経理として働けるようになったと言えます。

これは画期的です。

日本で経理職をやっていても、明日から海外で経理職に就くことができるということを意味します。

ところが、海外で働こうと思っても、日本で経理経験が長くてもそれが海外の人にどれだけの実力があるのか結構分かりにくいと思います。

多くの経理の人が持っている簿記という資格も、「簿記2級持っています」と海外の人に言ったところでその人がどれくらいの実力があるのかわからないわけです。

そこで、USCPAという資格が活きてきます。

日本ではまだまだマイナーな資格ですが、海外では「CPA」といえば経理職の方であれば誰もが知っている資格です。

海外では社内にCPAが数名在籍していることも珍しくなく、大きな会社であればCPAがいることは当たり前です。

むしろCPAを持っていないと経理の要職には就けないことも多いです。

ですから、CPAは経理の要職に就くための必須の資格と言えます。

ですから、CPAを持っているということはそれだけで経理の知識は一通りあるという証明ができるのです。

説明は不要です。

あとは自分がどんな経理の仕事をしてきたのか、AP、AR、GLなど担当していた仕事を伝えれば大体の実力は分かるので企業側も採用がしやすいのです。

このように、経理実務+USCPAは海外でも大いに活かせるわけです。

日本国内に限定せず、世界に目を向けることで一気にブルーオーシャンに飛び出せるのです。

まとめ:競争に巻き込まれず自分のフィールドを確保すべし

経理職は専門職でありながらレッドオーシャンです。

しかしUSCPAとセットで世界に視野を広げればまだまだ活躍のフィールドは多いです。

経理職の方でまだUSCPAを持っていない、転職したいけど競争に巻き込まれるのは御免だという方は、ぜひUSCPAをゲットしてレッドオーシャンを避けて転職を成功させてください!

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ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!