USCPAの勉強に行き詰まった

【人気資格の影】USCPAを挫折する人の特徴とは?[あきらめる前に読んでほしい]

最近よくUSCPAの文字を見かけるようになりました。グローバル化時代に入って英語を活かして働きたい、海外で働いてみたい、そのために資格を取りたいという人が増えているのでしょう。しかしUSCPAの勉強が続かず途中で諦めてしまう人も相当数いることも事実です。せっかく始めた勉強をなぜ途中でやめてしまうのか。考えてみます。

USCPAを挫折する人の特徴

私が思うUSCPAの勉強を途中で挫折してしまう人の特徴は以下です。

目標が曖昧(もしくは自分にとって大したことない)
家族の理解(親ブロック、嫁ブロック)
試験の特性を理解していない
予備校信者になっている(学習方法は人それぞれ)
本質をつかめない(問題には出題者の意図がある)
自分のルーチンを確立できない

いかがでしょうか。一つでも当てはまっていると挫折する確率が大きくなります。何と言っても私自身が挫折しそうになったので私の他県から強く思います。

以下で詳しく解説します。

挫折する傾向にある人に当てはまっていないかチェックを!

やばい、自分に当てはまっている・・・。
そう思った方は要注意です。しかし今回自分で気が付けたことはとてもいいことです。これを機にもう一回USCPAに対する取り組み方を見直してみてください。明日からの取り組み方が変わることでしょう。

目標が曖昧(もしくは自分にとって大したことない)

これが一番挫折する可能性が大きい特徴です。USCPAは全科目合格までに1,000時間~1,500時間もの勉強時間を要する試験です。しかもUSCPA受験生の多くは社会人の方でしょう。普段仕事をしながらUSCPAの勉強を行うことは並大抵のことではありません。学生の方が受験する場合であったとしても学校では定期テストはあるし、バイトもしないといけないし、仲間との交流もあるので思ったほど時間が取れないでしょう。これだけの勉強時間を確保するためには1日3時間の勉強を1年間続けてようやく確保できるほどの大量の時間です。社会人で1日3時間を確実に確保できる人はそれほど多くないことでしょう。日常の流れに身を任せていたらあっという間に1日が過ぎ、1週間が過ぎ、そのうち1年経ってしまうのです。これは私自身がそうだったのでとても分かります。1日3時間を確保すべしとはよく言ったものですが、これはあくまで「理想的な時間」でありまた「理論上必要な時間」というだけで、この時間確保できれば合格できるというものではなく、自分の理解度、理解力に応じて上下するものです。そうすると、人によってはもっと時間が必要になる可能性も大いにあります。私はこの3倍くらいの時間を必要としました。それは自分で自分のことを理解できていなかったからです。単純に人まねをしていただけだったのです。そこから試行錯誤してなんとか「自分スタイル」を築いてからは理解力がアップし、それによって理解度も着実に上がりスピードアップできました。

周りを見ていると自分の勉強スタイルが確立できる前に挫折していく人が多い気がします。本当にもったいないことです。もう少しで自分スタイルが見つかるところだったのにその前に辞めてしまうのですから。

だからこそ途中で辞めない大義名分が絶対的に必要と私は考えています。

自分のことが理解できていて、自分の勉強スタイルが既に確立できている人はある程度勉強すれば合格できることでしょう。だからそういう方には大義名分はそれほど必要ないと思います。しかし、自分の勉強スタイルを確立できていない人は長丁場になりますから、その長丁場を耐えられるだけの勉強する理由が必要となります。簡単に言えばUSCPAを目指す動機、平たく言えば「目標」ですね。

どんな目標でも構いません。しかし、その目標が具体的であり、かつ自分にとっては大きなことであることが条件となります。目標が曖昧だったり、自分にとって大したことない目標であれば挫折しそうになった時にあまり支えになってくれません。

ここでのポイントは「自分にとって大したことあるかどうか」なので、他人の目線は関係ありません。

例えUSCPAを勉強する目標が「なんとなくかっこいいと思ったから」でもいいのです。USCPA合格後にかっこよくなった自分を具体的にイメージできて、その後の人生を想像することで楽しい気分、嬉しい気分になるなら十分USCPAを目指す目標として機能してくれます。そんな目標は他人から見たらちっぽけかもしれません、しかし自分にとってはちっぽけじゃないと言えるならそれは立派な動機となってくれるでしょう。勉強がつらくなったときに必ず効いてきます。こういう小さな見えない部分がUSCPAを目指すうえでは命運を分けるといっても過言ではありません。

目標は作る・持つ、というよりも自分の中から湧いてくるようなものと考えてます。自分の声に耳を傾けて正直になって自問自答してみてください。

家族の理解(親ブロック、嫁ブロック)

家族がいる方は家族の方の理解は必要です。自分の時間を自分でコントロールできない時もあるでしょう。普通に勉強してても1年はかかる資格です。1年の中で全て自分の思う通りに時間を使えるなんてことはないです。親からなにか頼まれたり、奥さんからお願いされることもあります。後でも話しますが、USCPAの試験勉強で一番大事なのは、「自分のルーチンを確立し、それを壊さずに淡々とこなす日々を繰り返すこと」です。メジャーリーガーとなったイチローはさぞすごい特殊なことをやっていたと思いがちですが、イチローほど自分のルーチンを死守し続けた選手はいないんじゃないかと思います。毎日同じ時間に起き、起きてから寝るまでのルーチンが決まっているのです。食べるものも毎日カレー。極端にルーチンから外れることを嫌います。決めたことを日々淡々とこなすから変化に敏感になるし、改善点も見えてくるというものです。でもこれって周りが理解してくれていなかったらとてもできたものではありません。これはイチローの奥様が素晴らしかった。奥様の理解がなければイチローがメジャーのトップ選手になることはなかったと言っても言い過ぎじゃないでしょう。それくらい家族の影響は大きいものです。でもこれはイチロー自身が本気で野球に取り組んでいたからだと思うのです。だから奥様も最大限努力した。

イチローと比較するのは申し訳ないですが、USCPAを勉強する人も同じです。あなたが本気で勉強に取り組んでいる姿を見れば周りの人たちも応援してくれるはずです。もちろんあなたに依頼したいことはたくさんあるでしょう。でもあなたの都合を少し考えて依頼してくれるはずです。だから勉強のルーチンはなるべく崩さず、でもできるときは積極的に周りの方に協力してあげてください。これでお互いが良好な関係になると思います。そしたら絶対合格しなきゃ!って思えてさらに気合いが入って勉強への集中力が上がることでしょう。

自分自身が勉強する環境を勉強できる状態にして、それをキープすることも資格勉強の大事な要素です。

試験の特性を理解していない

USCPAの試験の特性を理解していないから何度やっても合格点を取れず途中で挫折してしまう人が多いです。USCPAは資格試験なので、「合格の基準」が存在します。要するに、「これが正解なら合格。これを間違えたら不合格」という合否ラインです。USCPAはアメリカの資格試験なので、日本の試験の感覚で考えているといつまで経っても合格できない事態に陥ります。これも私は痛いほど経験したので強く言いたいところです。

多くのUSCPA受験初心者の方は、以下のような考え方の人が多いのではないでしょうか。

難しい問題に正解しなければ合格できない。

難しい問題に正解できれば高い点数がもらえる。

易しい問題を間違えても、難しい問題に正解できれば点数は高くなる。

このいずれもUSCPAの試験には当てはまりません。

誤解を恐れずに極端な言い方をすれば、「難しい問題は正解しなくても合格はできる」ということです。

USCPAの試験の特徴として、難しい問題というのは、合格点の人をさらに高い点数で合格させるかどうかの判断に使われるものです。つまり、USCPAの合格点は75点ですが、80点の人を85点で合格させるのか、90点の人を95点で合格させるのかの判断に難しい問題の成否を使うのであって、合否そのものの判断には使われないのです。

もしあなたが90点以上で合格しないと合格とは言えない!と思うのであれば難しい問題にも積極的にチャレンジしていく必要があるでしょう。しかし、あなたの目標がとりあえず75点を取得して、それ以上に必要な知識は合格後に勉強し直せばいいやと合格ラインギリギリを狙うことが目標なのであれば、難しい問題に神経質に取り組む必要は全くありません。
私としては、本番の試験時間において、難しい問題に時間を使うくらいなら、易しい問題、標準的な問題を何回も見直して、確実に正解することに時間を使った方が合格する可能性は引き上げられると思います。

実際私も本番の試験でこの作戦に切り替えてからはスムーズに合格することができました。

私の場合は「この問題は難しいな」、「難しそうだな」、「高得点で合格させるかどうかを決める問題だな」と判断したものは、BかCに丸をして問題を見ずに回答してました。これでちゃんと合格できています。まったく勉強していない論点の場合はダミー問題である可能性もありますのでより時間をかける必要はないことになります。

【要点凝縮】USCPAの特徴10選 [とりあえずこれだけ知っておけばOK]

このように試験の特性に合わせた戦略を考え、それを着実に実行することで合格が近づきます。逆に試験の特性を理解していない場合はなかなか合格できず、いつか挫折してしまうことになるでしょう。

予備校信者になっている(学習方法は人それぞれ)

これは人それぞれですが、自分の学習方法が確立されていない人は要注意です。USCPAの予備校はさすが予備校ということもあって経験値が豊富です。情報収集も念入りです。ですから予備校が言っていることは間違っていることは少ないでしょう。しかし、勉強方法については予備校で宣伝しているやり方が必ずしも全員に合う勉強法だとは思わない方がいいです。なぜなら勉強方法というのはそれぞれのルーチンによるからです。全員が同じ家族構成、生活スタイルではないのです。ですから総論としては予備校の言うことを受け止めてみるものの、結局は自分に合わせて調合しなければ続かないでしょう。USCPAの勉強は長丁場です。毎日がうまくスケジュール通りにいくものでもありません。それでもなんとか勉強を続けなければなりませんから自分のスタイルに持ち込めた人が最後は合格できるのです。

予備校の情報は大事ですし貴重です。しかしそれを鵜吞みにしてそのまま実行できないから自分はダメだと落ち込む必要はありません。予備校の情報をもとに自分スタイルに落とし込めばいいのです。そこまでできないから途中で挫折する人が多いのだと想像できます。

本質をつかめない(問題には出題者の意図がある)

これも挫折する人あるあるです。これも予備校の弊害かと思いますが、予備校では「USCPAは過去問の焼き直しである」「USCPAは過去問と同じ問題が出るから過去問を繰り返しやれば合格できる」と教わります。

予備校信者の方にもつながる話ですが、これを文字通りにとらえてひたすらMC(マルチプルチョイス)を回し続ける方がいます。この学習方法を否定するつもりはありません。ただここで問題なのは、MCを回すことが目標になってしまっていると合格できない、ということです。

つまり、どういう意図を持ってMCを回す勉強をしているのか、ということがとても大事になります。

私も予備校からMCを回せば合格できると言われ、結構MCに取り組んだんですがまったく合格できませんでした。まさに予備校が言う通り、文字通りにMCを回すことだけをやってしまったんです。ところが本番の試験で同じ問題を見かけることはありませんでした。そして何度も不合格になりました。その時は予備校に騙されたと思いました。そこで私はMCを回す勉強を辞めました。もうMCをやりませんでした。

ではその代わりになにをやったのか。

それはひたすら講義を聞きまくり、ひたすら予備校の教科書に集中したのです。当時はオンラインで録画講義が配信されていましたから、隙間時間に講義を視聴することができました。それも1.5倍速などにして繰り返し繰り返し聞いていました。その上で教科書も何度も読み込み、不明点がなくなるまでやり込みました。講義の中で講師がこの単元は試験に出ない、万が一試験に出ても少しだけと言っていた分野はその講師の発言に賭けて一切勉強しませんでした。これにより、勉強する分野とほとんど勉強しない分野を明確にしました。逆に講師が「これができないやつは確実に不合格になる」という分野は何度も繰り返して自分の中に叩き込みました。ここでのポイントは問題演習はしていないということです。教科書に書かれている分野をちゃんと理解することに重点を置いたのです。そして教科書の各単元の終わりに数問だけ問題が付いていたので、その問題だけを徹底的にやりました。回すというより問題の本質というか、なにを答えさせたい問題なのかを考えて解くイメージです。この学習を続けた結果、一気に合格できるようになったのです。不思議と本番の試験に出てきた問題を見たら、「ああ、これはこの部分について聞きたくて、ここでひっかけてきてるな」など手に取るようにわかったのです。

問題を出している側の意図が分かれば自信を持って正解を選ぶことができるようになります。

こうしていくと、同じ単元であっても、角度を変えて出題しているということに気が付きます。

例えば、USCPAではFARにおいて「貸倒引当金」というのは最重要単元ですね。この単元に関わる問題というのは無限に作れてしまうので恐らく問題集などでは山ほど例題があることでしょう。でも結局のところ、パターンは、売掛金の最終残高を聞くか、貸倒引当金の金額を聞くか、繰入する金額を聞くか、くらいです。貸倒引当金の性質おさえていればいくつもMCを回さなくても大丈夫です。せいぜい各単元2~3問だけ例題として呑み込めていればそれで十分です。そこに100問も200問もやる必要はないです。

もちろん100問やってもいいですけど、それは時間が有り余っている人だけで十分です。ですから問題の数をこなすより、問題の本質を理解することに注力した方が合格できる可能性はグッと近くなります。量より質、ですね。

自分のルーチンを確立できない

ここまでくればルーチンが確立できていないと挫折してしまうこともご理解頂けると思います。

ルーチンを確立する時の注意点は以下です。

ルーチンを徹底的に守り抜く。
守り抜けないならルーチンから外れてしまった時のリカバリー方法も考えておく。
無理のないルーチンにする。
そのルーチンを守ることで成果が出るように設計する。

以下の傾向がある方は一番上から見直ししてみてください。きっとどこかに原因があります。

ついつい残業しちゃう
時間が空くとダラダラしちゃう
飲み会を断れない
遊びを断れない
集中力が続かない

挫折しないようにするためには?

挫折を防ぐには、USCPAを目指す意味を自分の中で腹落ちさせておくことです。

例えば今のようなものです。

社内での昇進
社内での希望の部署への異動
年収アップ
公的資格の取得(権威アップ、信用力向上)
希望の職種への転職
海外就職
海外移住

腹落ちする目標は人それぞれなので自分に正直に聞いてみることです。

ここが家でいうところの基礎部分なので、USCPAを目指す意味がしっかりしていないと、その上に何を乗せてもいつかは崩れてしまうものです。たった一度しかない人生の貴重な時間を投じるのですからここは真面目に考えておいた方がいいです。

【まとめ】大義名分がすべて。USCPA合格後のことをあなたは鮮明に映像化できているか?

いかがでしたでしょうか。
結局はUSCPAを目指すための大義名分が明暗を分けます。一部の勉強が得意な人を除いては、結局どこかでうまくいかない時期が必ず来ます。そこを乗り越えられるかが勝負の分かれ目です。ぜひUSCPA取得後の明るい人生を目指してエンジン全開で頑張ってください!

USCPAについてまだよく知らない方は以下から情報収集してください。
[セミナー参加]
USCPAコース
[資料請求]
USCPAコース

USCPA取得後の転職はこちらからどうぞ!
会計士、税理士、USCPAの方
【最速転職HUPRO】
マンツーマンで相談したい!
マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービス【ゲキサポ】
USCPAの出口を探したい
公認会計士・税理士・経理の転職求人情報なら【ジャスネットキャリア】
コンサル業界に興味あり!
新規会員登録(無料)はこちら【アクシスコンサルティング】

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!