USCPAのフィリピンライフ
USCPAの勉強に行き詰まった

【USCPA合格への道】勉強のスケジュールと習慣化がUSCPA学習を続けるカギ[ストレス解消も忘れずに!]

USCPA全科目合格を成し遂げられる方と途中で諦めてしまう方の一番の違いは、”学習リズムをつかんでいるか”であると感じます。USCPA合格に必要なやるべきことは決まっているので、それらを自分自身の生活スタイルを踏まえた勉強スケジュールにいかに組み込めるかどうかが成否の分かれ目と言えます。ストレス解消法も忘れずに!

USCPAの学習は長丁場であると覚悟できていないと挫折する

USCPA(米国公認会計士)については、いかにも楽に取得できる資格かのような宣伝文句を見かけます。

USCPAは簡単だ
USCPAに6ヶ月で合格した
USCPAは誰でも合格できる
USCPAは意味ない(簡単に取得できる資格だから)

もちろんこれらが間違っているとか嘘だとか言うつもりは毛頭ありません。

しかし、実際のUSCPAの合格率は思っているよりは低いものです。

実際の合格率についてはecoslymeさんが掲載しているのでそちらを参考にしてください。

ということで、ここで言いたいことは一つ。

USCPAの全科目合格を果たすには、長期戦に挑むことになることを覚悟することです。

予備校の宣伝文句に騙されないでください。

一部の頭がいい人を除き、そんなに簡単に取れるような資格ではありません。

長期戦を決意することで、結果的に短期合格することができるかもしれません。

まずは考え方を変えましょう。

USCPAの勉強スケジュールと習慣化が合格へのカギ

USCPAは長期戦である。

この覚悟を持てたら、次はその長期戦に挑むための勉強スケジュールを組み立てましょう。

USCPAの合格に必要な学習項目は決まっています。

あとはその必要な学習項目をいかに効率よく自分の中にインプットしつつ、適切にアウトプットできるかがポイントです。

インプットばかりに集中している方がいますが、実はアウトプットも同じくらい大事です。

折角インプットしても、試験本番でインプットした内容を瞬時に取り出せなければインプットした意味がなくなってしまいます

だから、インプット学習とアウトプット学習はセットで組みます

無理な学習スケジュール、過密な勉強計画はまずうまくいきません。

気合いが入っていることは結構なことですが、長期戦を覚悟しなければならないことを考えると、途中での息切れだけはなんとしても避けなければなりません。

かと言ってゆったりしすぎてもいけません。

なぜならUSCPAの学習項目はとても広いからです。

そうなると、以下がポイントです。

USCPAの学習を歯磨き、洗顔、風呂レベルに習慣化すること
場所、時間、やることを決めておくこと
自動化すること
無心でやり抜くこと

歯磨きや風呂に入ることを意識してやっている人は少ないでしょう。

必ず自分の生活スタイルの中に組み込まれていて、無意識のうちにやっていると思います。

これが理想の状態です。

生活の一部と化している状態です。

USCPAの勉強もこの”無意識で行う状態”を目指します。

歯を磨かなかったり、お風呂に入らなかったら気持ち悪い感じがしてそのままでは寝られないという人も多いと思います。

USCPAもこの状態を目指してください。

USCPAの勉強をしないと眠れない。

極端に聞こえるかもしれませんが、勉強を習慣化するということはこのレベルのことを言います。

このような学習サイクルに入ったら、合格は近いです。

ちなみに、私は10年かかりました。

でも実際にちゃんと勉強できたのは、最後の2~3年でした。

それまでは会社の仕事や飲み会、付き合いなどで度々勉強が中断され、一度勉強したところをほとんど忘れてしまい、また最初から勉強して、また仕事が忙しくなって・・・といった繰り返しでまったく勉強効率が上がりませんでした。

これも結局学習スケジュールがきちんと組めていなかったことが原因でした。

でも試行錯誤の結果、ようやく自分の生活スタイルに合った学習方法を見つけ出し、そこからはどんどん学習効率がアップし、なんとか全科目合格までたどり着くことができました。

USCPAは簡単ではありません。

しかし、自分の学習スタイルを体得できた人には合格が近いと言えると思います。

あなた自身のストレス解消法を持とう!

USCPAの学習は長期戦です。

長期戦ということは、1年以上はかかるということです。

1年中ずっと走り続けられる人は少ないでしょう。

そうなると、どこかで息抜きが必要になります。

集中力は人によって違いますから、自分の集中力も理解している必要があります。

ですから、勉強スケジュールと同じくらい重要なのが、いかにストレスと向き合うかです。

ストレスマネジメントも勉強と同じくらい大事です。

いくら自分に合った勉強スケジュールを立てたところで、どうしてもそのスケジュール通りにいかなくなることはあります。

自分でコントロールできないことも多発します。

上司から急な残業を頼まれる、先輩からの飲みの誘い、休日ゴルフに駆り出される、家族サービスや子供の世話など、日常生活には変数が多すぎて必ずと言っていいほどうまくいきません。

ということで、勉強のスケジュールは立てるものの、その通りにはいかないと思ってください。

計画通りにいかないことがストレスになって、勉強意欲そのものがそがれてしまっては元も子もありません。

私は何度もこのような事態に陥り、学習を中断せざるを得ませんでした。

その結果、3歩進んで4歩下がるくらいのペースでなかなか勉強がはかどりませんでした。

ですから、私の二の舞にならないように、皆さんはきちんと自分でストレス解消法を持ってください。

最近では以下のような”吸うアロマ”が人気のようです。
生活のシーン別に選べるようなので、USCPAの勉強の合間や寝る前など少しでもリラックスしてストレスをコントロールして長期戦に備えてください。

まとめ:長期戦覚悟で挑めば結果的に早期合格も見えてくる!上手にストレスと付き合おう!

USCPAは長期戦と覚悟してください。

長期戦がゆえに、日々の勉強スケジュールと自分自身の生活スタイルに沁み込ませられるよう無理のないように取り組んでいくことがポイントです。

早く合格しようとして短期間に色々詰め込む人がいますが、社会人の生活の中でそんなに計画通りうまくいくことはありません。

自分で立てた勉強スケジュール通りにいかないことでさらなるストレスを抱え、もっと頑張らなくては!とさらに自分を追い込むことになり、でも環境のせいでなかなか思い通りにならない。

そんな繰り返しによって挫折してしまうのです。

だからあえて最初から短期決戦には挑まず、長期戦を覚悟してじっくりしかし確実に”淡々と”こなしていくことで最終的に短期合格できるかもしれません。

自分なりのストレス解消方法を持って長期戦に打ち勝ってください!

応援しています。

ABOUT ME
ようちゃん
こんにちは! 本ブログの運営をしているようちゃんです。 学生時代は部活(水泳部)とバイトに明け暮れ、勉強はほったらかし。大学4年生の時に就活しながら1年生と授業を受ける講義もあり、リクルートスーツを身にまとったおっさんは新入生に白い目で見られながらもなんとか卒業にこぎつけた。 英語が好きだったこともあり、将来はなんとなく海外で働いてみたいなあとぼんやり思っていました。 そこで、大手総合商社を中心に、海外駐在できたり、世界を飛び回れる仕事をやらせてもらえそうな会社を選んではひたすら受けまくりました。 運よく海外に拠点を広げ続けている上場企業の商社に入社できました。 入社前の先輩社員との懇談会で台湾やイギリスなどに駐在経験があった社員から海外駐在時の話を聞くことができ、自分も同じようなキャリアを描けるのかもと社会人人生を楽しみにしていました。 しかし、配属先は経理部に。経理なんてなにをする部署なのかもわかっていませんでした。一体いつになったら海外に行けるのか。そんな不安とともに社会人生がスタートしました。 結局新卒から10年ほど上場企業の正社員として経理部で働きました。その間に紆余曲折がありながらもUSCPA(米国公認会計士)のライセンスを取得。 当時の後輩がインドに赴任したことをきっかけにバックオフィス周りの指導やサポートを行っていました。その後輩は営業経験しかないのに、インド法人を丸ごと任されてしまい、営業以外の仕事をどうしたらいいのか困っていました。私は営業はできませんが、経理を中心とした事務系の仕事はある程度アドバイスできました。当時としては大したサポートにはなっていなかったとは思いますが、それでもとても感謝されました。 そこで思いました。 海外に出ている日本人は同じように困っているに違いない。それなら今の会社だけでなく、たくさんの会社をサポートできるかもしれない。 このインドに放り込まれた後輩をサポートしたことがきっかけで、自分の人生設計を見直した結果、上場企業の正社員という安定した地位を捨て、2015年に突然フィリピンに移住し、海外コンサルタントとして働き始めました。給料が日本にいた時の3分の1近くになって嫁に怒られ、嫁ブロックにあいながらも何とか凌いでいます。 私の予想通り、海外に出た日本人の駐在員は困っていました。 そこで海外コンサルタントの出番です。 日本の常識は海外ではなかなか通じません。 とは言っても、日本のやり方でビジネスを進めていく必要がある場面もたくさんあります。 だからこそ海外コンサルタントは必要なのですが、少子化のせいなのか、若者の海外離れのせいなのか、海外コンサルタントは圧倒的に足りません。 あなたのサポートを待っている企業が必ずあるはずです。 本ブログを通じて、少しでも海外コンサルタントに興味を持ってもらい、海外コンサルタントの世界に参加してくれる仲間が増えてくれれば、駐在している国はもちろん、日本も元気を取り戻してくれることと確信しています。 ぜひ仲間になりましょう!