最近は東南アジアが盛り上がっていますね。
USCPAというとどうしても欧米を思い浮かべがちですが、東南アジアでも十分需要はあります。
東南アジアは日本から近いですし、日本人とも親和性があるので海外経験がない方でも比較的スムーズに仕事ができると思います。
USCPA取得後に海外就職・海外転職してみたいと思う方はぜひ東南アジアも選択肢に入れてみてください。
【結論】USCPAは東南アジアでも生かせます!
私はUSCPA取得後、フィリピンの日系コンサルティング会社に転職しました。
USCPA取得後、すぐに転職サイトに登録して転職エージェントと面談しました。
転職条件はUSCPAを生かせること、東南アジアに勤務できることの2つでした。
USCPAに合格したとはいえ、会計士としての経験値はないし、海外勤務経験もなかったので、どれだけ転職先があるかはわかりませんでしたが、これが意外とたくさんあるんですね。
フィリピンだけではなく、マレーシア、シンガポール、中国、インドネシア、台湾、ベトナム、インド、カンボジアなどなど東南アジアならどこでもあったと思います。
それはなぜかというと、日本人であればほぼ100%の確率で日本人の相手をすることになるからです。
つまり、日本人がいるところ、とりわけ日系企業が進出している場所には日本人向けのサービスが必ず必要になりますから、日本人の数だけ、日系企業の数だけビジネスチャンスがあるということです。
特に東南アジアは製造業が多く進出していますから、製造業につらなるサプライチェーンの会社はもちろん、それらを支えるサービス業にも日本人向けサービスの需要はあります。
しかも東南アジアは法治国家が多いとはいえ、完全に法律がきちんとしていることはなく、法律があったとしても解釈で揉めたり、そもそも法律通りに運用されていなかったりと、誰かに指導してもらわないとビジネスとしてうまくできないケースが多々あるのです。
そこでUSCPAの出番です。
そういった法律と実務の乖離をきちんと埋めてあげる部分にこそ専門家としての価値が出るのです。
USCPAは英語でビジネス全般の基礎を学んでいますからその国の法律を抑えていって、実務を積み上げていけばその国で堂々と活躍できるようになるのです。
【理由】ライバルが少ない!
これは意外かもしれませんが、東南アジアで働きたいと思っているUSCPAはまだまだ少ないです。
東南アジアと言うと、どうしてもイメージが悪いのか実は人気がありません。
シンガポールはまだいいかもしれませんが、インドネシアやフィリピン、ベトナムはまだまだ人が足りません。
なぜ分かるかと言えば私の会社でもそれらの拠点で常に募集しているからです。
常に採用活動はしているのに全然応募がないのです。
そんな中でも各国の経済状況は絶好調で、ビジネスは日々拡大しています。
仕事は増えているのに人が増えないという状況のため、各国の駐在員は本当に大変そうなのです。
それは私がいるフィリピンでも例外ではありません。
私自身が日本人をかれこれ3年くらい探し続けていますが一向に応募がありません。
面接をしたくても応募すらないのです。
何社かのリクルート会社に話を聞いても、そもそもフィリピンで働きたいというCPAがいないということでした。
フィリピンも経済は伸びていますから仕事は増えています。
ですから各社日本人の取り合いなのです。
CPAともなればなおさらです。
このように東南アジアでは完全に需要に対して供給が追い付いていないので、USCPA取得者は東南アジアはねらい目です。
最初に海外経験を積むのには東南アジアが最適!
東南アジアは日本から近く、私がいるフィリピンであれば日本から飛行機で4時間の近さです。
時差も日本とは1時間なので生活も楽です。
おまけに気温が温かいので気が滅入ることもないです。
初海外でいきなり極寒だったり灼熱だったらつらいですよね。
東南アジアではそのような大きな気温差はなく、大体30℃前後ですからそれほどつらいこともありません。
東南アジアではさすがアジア人だからなのか日本人にもなじみやすく、とても過ごしやすいと思います。
各国への日本政府によるODAのおかげなのかまだまだ日本への眼差しは優しいものがあります。
日々の生活の中で大事な食に関しても、東南アジアなら日本食屋も多く、またアジア料理は日本人の舌にも合うものが多いので欧米ほど困らないでしょう。
たまに本格的な日本食が食べたくなったら日本に戻って食べることもあります。
飛行機ですぐに行けますし、今はLCCなど安い航空券もたくさんありますから金曜日の夜に日本に帰って、日曜日の夜に戻ってくることも十分可能です。
私の会社のインド駐在員は買い出しのためにシンガポールやタイに日本食を買いに行っているほどです。
このように東南アジアを拠点にしていれば、その周辺国にも行きやすいですからなにかと便利です。
私は金曜日の夜に仕事が終わったら、そのまま深夜便でタイに飛んで、土曜日にゴルフをして日曜日の昼便でフィリピンに戻ってくるような週末の過ごし方することもあります。
これも東南アジアを拠点にしている醍醐味ですね。
まとめ:USCPAを取得して東南アジアから海外経験を積んでいこう!
USCPAはアメリカの公認会計士の資格にもかかわらず、アメリカ以外でも十分資格を生かす土壌はあります。
仕事の量に比べてUSCPAが不足していますから今は海外で働くチャンスです。
せっかくUSCPAを取得したなら、USCPAを生かして海外で働いてみてください。きっと人生にプラスになりますよ。
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